家計簿20年振り返り 医療費のインパクト
過去20年の家計簿振り返り 医療費編です。
まずはグラフ貼ってしまいます。
青が支払った医療費で左の軸で見ます。
オレンジは給料手取りに占める割合になります。右の軸で見ます。
このグラフには任意加入の医療保険等からの一時金、給付金は含まれていません。
健康保険の高額療養費でのバックは含んでいます。
つまり、健康保険だけへの加入での自己負担+自費診療で支払った医療費となります。
青とオレンジのグラフが相似形っぽく見えるのは、長らく年収が横這いという悲しい状態のためです。
見ると45歳あたりから医療費が一気に増えています。
血圧や血中脂質は上がり、歯根治療のやり直しが必要になり、さらには肺がんになったりで、色々と踏んだり蹴ったりです。
治療には費用がかかりますし、ある意味当然ですね。
あとは家族の分。こちらも何だかんだで医療費が必要になっています。
正直なところ、40代中盤までは医療費を意識することは一切ありませんでした。
食生活もそれなり気を使っていたつもりでおり、まあ自分は健康な方じゃないのかな?と普通に思っていました。
たまに医者通いするにしても、風邪やインフルエンザ程度でしたし。
備えとしても、もしもに備えて三大疾病くらいは保険入っておくか、という程度でした。
今は、血圧とコレステロールのコントロールのために定期健診を受けています。
歯は他の記事で書きましたが、20代の歯根治療痕から再発して悪化した虫歯があり、その治療でのインプラントや、他の治療痕の見直し等でお金がかかっています。含歯性嚢胞もありました。
あとは肺がん。検査や手術で相当な出費になりました。グラフには高額医療費でのカバーは含まれていますが、それでも大きな出費でした。
とはいえ、グラフに含んでいないアフラックの三大疾病保険からの一時金でカバー出来たので助かったというのはあります。
アーリーリタイアを意識し始めたのは随分前ですが、その頃は医療費のインパクトを甘く見ていた様にも思えます。
特にがんについては、次はもう任意保険の助けが無いので、健康保険頼りになります。
高額療養費の制度によって、ある程度見通しは付けられるので助かりますね。
ただ、それでもインパクトは小さいとは言えないな、と感じています。
がんは避けられなかったかもしれませんが、歯は自業自得です。
30年前の自分にメッセージを送れるなら、親不知抜いて歯列矯正して、歯磨きをきちんとして、フロスも使っとけ!と言いたいです。
それだけで100万円以上節約できそうです。