年末調整でざわざわする
会社にて。
今年最後の給与明細と源泉徴収票が配信されました。
そしてざわざわした雰囲気が。
毎度のことかもしれませんが調整額が多い少ないのざわざわです。
検算すれば良いのにな。
そう思いつつ仕事をしていると雑談気味のメッセージが飛び交います。
調整額どうでした?
そんな感じの雑談です。
分からないので休みに検算してみますよ。
そんな感じで返しました。
すると。
どう計算するんですか?
源泉徴収票見れば分かるんですか?
控除ってどういう意味ですか?
ふるさと納税関係ありますか?
今年は増税されたんですかね?
・・・
少し呆れて。
少し疲れて。
適当に流して雑談は終了です。
~
毎度思います。
仕事では複雑な計算をあっけなくやり遂げる優秀な面々です。
そんな皆が何故たかが税額の検算程度で戸惑うのかが分かりません。
毎月の明細を見れば支給額も非課税額も税額も分かります。
必要なスキルは足し算引き算掛け算程度。
ややこしい方程式も確率計算も一切必要ありません。
結局のところどうなのか。
増税が苦しい?
社会保障の負担が大きい?
実際にはそれらのリアルを把握した上で話を出来ている人はほとんど居ないということでしょう。
控除の意味すら分からない。
給与所得控除の計算も分からない。
所得税の累進課税の計算も分からない。
給与と株や配当の課税の違いも分からない。
ゲームのルールを知らずしてゲームを有利に進められるとは思えません。
増税反対?
負担増が苦しい?
ルールを調べる手間は知れています。
知った上でやれることは色々とあるはずです。
改めて。
少しばかりもったいないなと思えました。