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サラリーマンの資産形成 マンション投資は儲かる?

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資産を増やそうとすると色々な投資先があるわけですが。 区分所有マンションへの投資というのもありますね。 自分もびびりながらもプチ大家程度には投資しており、貴重な収益源となっています。 でもこの区分マンションへの投資、なんだか分かりづらいのですね。 今一つ色々と数字が見えづらい印象があります。 分かりづらいなりに取り組んできて、それなりの年数を経て。 大体こんなものなのかな?というのは見えてきた感じはあります。 何らか参考になるかもしれません。 以下、区分マンション投資のリアルとしてメモを起こしておきます。 最初に書いておきますが、自分の投資対象は全て中古です。 購入するのに物件価格以外にどれだけお金が必要? 普通の仲介サイトで問い合わせて現金で買うのであれば、物件価格以外に必要なのは次の程度です。 ・登記費用 ・仲介手数料 ・不動産取得税 ・管理費、修繕積立費、固定資産税 ・印紙代 登記は司法書士の方へ依頼します。 内訳は免許税+手数料なのですが、手数料部分は定価が無いためバラつきます。 1000万円くらいの物件であれば、合わせて12万円〜25万円でしょうか。 何この幅?と思えますが、何故か司法書士は当社指定みたいな縛りの上で、妙に高い見積もりが出てくる例もあります。 仲介手数料は物件価格を基にした計算式があります。検索すると出てきます。 直接持ち主から買う場合は不要です。売主物件と書いてあります。 不動産取得税は購入した翌年、忘れた頃に請求が届きます。 管理費、修繕積立費、固定資産税は、元オーナーと日割りで調整することになります。 印紙代は1000万円程度のマンションであれば3000円弱です。 表面利回りはアテになる? 正直、なぜこんな数字を掲げて売っているのか意味が分かりません。 特に1000万円程度の一人暮らし向け区分所有マンションだと、家賃に対するランニングコストの比率が高く、実際の利回りはぐっと下がります。 総戸数の多い大規模のマンションだとランニングコストが安く上がるケースもあります。 要は、管理費と修繕積立費が小さい物件は有利です。 びっくりすると思いますが、仲介サイトに掲載された物件に問い合わせると、固定資産税額やマンションの修繕歴や組合の積立額等、利回り計算や購入判断に必要になる情報を仲介会社さんもまだ持っていないなんて例は当然のようにあります。

徒然 お金を動かす

投資のために資金移動。 会社からの給料振り込み口座、収益物件からの家賃振り込み口座、そして証券口座なのですが。 証券口座はIPO対策で大量に作ってあり、資金が各所に散らかっています。 纏めるとなると、それなりの手間がかかります。 お金を動かす際にどうするか。 証券口座は便利なところが多いです。 銀行口座と金額を指定すれば、即座に移動出来る口座もあります。 そしてほとんどが手数料無料です。 現金が必要なときは、最近はpringというアプリを使っています。 スマホ上で操作することで、各所銀行口座からお金を引き出せるのですね。 現金受け取りはセブン銀行ATM。そこいらのコンビニでOKです。 キャッシュカードを持つ必要もなく、スマホだけで3万円程度を即座に引き出せます。 キャッシュレス時代ですし、これだけ引き出せれば充分でしょう。 そしてこちらも手数料無料です。 対して銀行口座は冷たい感じです。 他行へ振り込むにも、条件次第で手数料。 ATMで引き出すにも、条件次第で手数料。 資金は投資でぶん回すため、口座残高は常に低空飛行です。 ちょくちょく条件達成出来ないケースがあるのですね。 動かす額からすれば手数料は誤差レベル? そういう問題ではありません。 諦めてログアウトして、結局は証券口座からお金を引っ張ることになります。 別に銀行嫌いでは無いのですが。 お金を置いておくメリットを感じられなくなりました。 せめて何らか便利なサービスでもあればと思えてしまいます。 低利のローンをオンラインで契約出来ると嬉しいのですが、探せばそういうサービスもあるのでしょうか。 担保は株でも不動産でも構いません。 手間なく簡単を突き詰めてくれれば需要はあると思えるのですが。 ほとんどの口座は何だかんだのやりくりでオンラインにて手数料無料で繋がります。 それでも証券口座にもpringにも紐付けられない口座もあります。 何故そんな口座が必要なのか。 水道料金引き落としで地銀しかダメであるとか。 住宅ローン契約でJAバンクを作りましたであるとか。 そんな口座もちょこまかあったりするわけです。 口座を作った理由は、必要に迫られて仕方なくとなるわけで。 残念ながら特に便利でもありません。 今さらの改善はおそらく期待薄なのでしょう。 SBI HDが地銀アライアンスがどうのと言っていた気もします。 とっとと提

徒然 生涯年収で100年暮らせる?

アーリーリタイア計画で色々計算しているわけですが。 たまにどうでも良いことも気になって計算してしまいます。 サラリーマンの生涯年収は2億円だの3億円だのと言われます。 20歳から60歳まで働いて。 手取り年収で言えば、8掛けするなら1.6億円~2.4億円。 平均で言えば生涯手取り年収2億円でしょうか。 そして寿命は妙に延びており、最近では人生100年とも聞きます。 数字が出揃ったところで気になってきます。 そもそもこの額で100年暮らせるものなのか? 20歳までは親のお世話になるとして。 60歳からは貯蓄と年金で暮らすのでしょうか。 そして老後の生活費として検索すると、こんな情報も出てきます。 ~~~ 実際の老後生活費は平均27.1万円 前述の意識調査では最低日常生活費は平均22.1万円、ゆとりある老後生活費は平均36.1万円でしたが、「家計調査年報」によると実際の生活費はその中間でした。 ~~~ しかしこれ、内訳見てみると、住居費は13000円程度なのですね。 つまり持ち家前提。 国民皆保険制度ならぬ、国民皆持家前提試算です。 となると、まずは生涯手取り年収2億円から住居分を差し引かないといけません。 乱暴に3000万円として。 2億円から3000万円を差し引くと、残り1.7億円です。 年金は65歳から毎年200万円くらいは得られると楽観視しましょう。 先ほどの老後生活費27万円×12か月で、必要額は324万円です。 年金だけでは毎年124万円不足です。 そこで65歳以降100歳までの35年分を現役の間に貯蓄です。 124万円×35年で4340万円。 1.7億円から4340万円を差し引くと、残り1.266億円です。 そういえば60歳から65歳は年金が無いですね。制度の欠陥と思えます。 ぼやいていても仕方ないので60歳から65歳までの5年分を現役の間に貯蓄です。 老後生活費27万円×12か月×5年間で1620万円。 1.266億円から1620万円を差し引くと、残り1.104億円です。 この1.104億円で20歳から60歳を過ごせるのであれば、人生100年計画は万全です。 1.104億円÷40年÷12か月。 結果は23万円でした。 そんなわけで。 20歳から60歳の現役時代をカツカツ毎月23万円で過ごすことが出来れば。 60歳以降は毎月27万円で100歳まで過ごせるこ

サラリーマンの資産形成 分散投資の目的は?

資産は何に投資して、どういう形で持つべきなのか。 今更かもしれませんが、ウクライナ問題から少し考えさせられたことがあります。 普段普通に投資対象としている資産は、平時ならではの資産なのですね。 ペーパーアセット 現金や証券といった、ある意味一番身近な、いわゆる金融資産。 信用に価値を裏付けられた紙きれ。 一般的な投資で扱う、一番メジャーなモノでしょうか。 平時は何も考えず、普通に口座から口座へ資金を移動して、適当な証券へ投資しているわけですが。 ロシア在住で世界へ分散投資していた投資家は、今は自由に証券を換金出来ているものなのか。 通貨の価値も先が見えなくなったのでしょう。 ロシアでは急いで通貨を外貨に換えたり、乗らない車、使わない家電を資産として買う行動が見られたという情報もありました。 自国の通貨の信用が失われるのであれば、外貨や現物資産に逃がしておこうということなのでしょうか。 現物不動産 これも戦時ともなれば保険も何もあったものではありません。 ウクライナの映像を見ると心が痛みます。 早く平和になってほしいものですが、交渉が上手く行ったとしても、復旧までには多大なコストと時間が必要になるのでしょう。 日本でも震災は考えないといけませんね。 地震保険は確かに契約していますが、補填されるのは半値程度です。 遠くの国の遠い話?考えすぎ? 確かにそうかもしれませんが、歴史に学ぶことも出来ます。 戦後日本の歴史を見れば、日本の中でも現実に起こったこともある話です。 何かが起こったとしても、資産を動かす助走期間はどの程度あるものなのか。 右へ倣えで行動したとして、それで間に合うものなのか。 歴史に学ぶと言っても、そんなことにすら自信が持てませんね。 であれば分からないなりに、負担にならない程度に、何らか備えておくのは一つの手かもしれません。 分散投資をしよう!というのは考え方として普通にあります。 自分自身、多少なり投資対象は分散していたつもりだったのですが。 正直ここまでのリスクは考えたことが無かったなと思えました。 ゴールドETFも少しは買いましたが、所詮は証券です。 取引所が閉鎖されれば引き出すことすら無理なのでしょう。 真のお金持ちは宝飾品や美術品といったものに対しても投資している印象があります。 何だかいやらしいなと、ひねくれた考え方をしていたわけですが。 手

アーリーリタイア やりたい仕事とやりたい事と

経済的に自由になりたい。 そんなことを考えて蓄財と投資を続けてきて。 サラリーマンの稼ぎは丸々残して生活出来る様になりました。 そして退職後も安定的に生活を継続出来るようにと詰めつつあるわけですが。 今更ながら。 自分がやりたい事は何だっけ?と考えてしまいます。 新卒で最初に入った会社は、やりたい仕事で選んで入社しました。 しかし現実は厳しいのですね。 20代の若造の期待と、現実とのあまりの違い。 振り返ってみれば、精神的におかしくなっていたのでしょうか。 出社が辛くなり、何日も無断欠勤をして。 それでも上司に恵まれ、諭され、残ることが出来て。 ストレスを解消しようと遊びに酒にと逃げるわけですが、それで気が晴れるものでもありません。 転職して、倒産して、再就職して。 今の職場は、やりたい仕事よりは、やれる仕事と割り切って選んだ職場です。 割り切ったからなのか、多少は耐性が付いたのか。 新卒からの10年よりは、今の職場での20年の方が気持ちの面では楽だった様にも思えます。 そんなサラリーマン生活を続けてきた理由は、生活のためです。 起業?とても自信は持てません。 稼ぎが無ければ生活が行き詰まります。恐怖です。 そして今はそれなりの資産を手にすることが出来て、退職後の生活を考えてみて。 今度は運用のストレスがあるのかな、サラリーマンよりはマシなのかなと。 どうしようもないことを考えてしまいます。 起業して苦労するストレスよりは、サラリーマンの方がマシ。 資産運用で暮らすストレスと、サラリーマンはどちらがマシ? まるでストレスの小さな生活が成り立つ道を探し続けている様で。 思えば、何かをしたいがためのリタイアでは無いのですね。 ストレスから逃げ続けているだけなのでしょう。 アーリーリタイアをしたとして。 やりたくもない事をやらずとも良いというだけでも確かに価値はありそうです。 でも今更ちょっと気になってきました。 自分がやりたい事は何だっけ?と。 学生の頃、何に夢中だったのかと。 新卒の頃、何に期待していたのかと。 そして今、新たにやってみたい事は無いのかと。 仮に起業するとしても、それで稼いで食えなければという話では無いですね。 もう以前とは違います。 今は稼ぎが伴わなくとも何とか食えそうな資産があります。 やりたい仕事と、やりたい事。 似ている様で全然違っていたのでし

徒然 JCB PREMO 5.5%

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JCBのキャンペーン。2022年3月末まで。 詳細は検索でもしていただくとして。 JCB PREMOカードへのチャージで最大5.5%の加算です。 このカードはプリペイドカードです。 JCBのクレジットカードとは使えるお店が少し違っているのですね。 しかしamazonでも使えます。 実店舗がめんどくさければ、全部アマギフにしてしまう手もあるのでしょう。 何より良い点は無記名カードであること。 さらに残高の端数をカード間で移動可能であること。 カードを多めに買ってチャージして置いておけます。 もはやJCB銀行です。 以前にも似たようなキャンペーンをやっていました。 記録によると2017年。 当時のキャンペーンの加算率は最大で18%。 数字に釣られて大量買いをしていました。 冷静に考えれば、使い切るまでに時間がかかれば利回りは落ちる訳ですが。 さすがに18%ともなれば、3年かけても充分ですね。 きっちり使い切りました。 今回は5.5%。 しかし今ではコード払いのキャンペーンなどでも有利なものもあるのでしょうか。 そう考えれば1年程度で使い切れる額をチャージするのが無難なのでしょう。 銀行預金金利は低空飛行が続いていますが、決済会社はあの手この手の大盤振る舞い続きです。 物価高傾向ではありますが。 せめてお得なキャンペーンを見逃さず、少しでも抗っておきたいですね。

サラリーマンの資産形成 ネガティブ不動産利回り計算

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中古区分マンションに投資を始めて10年目です。 現金比率高めで物件を集めており、既に残債は0円です。 家賃は概ね維持、物件価格は上昇傾向。 売却すれば結構な利益を得られる様に思えます。 悪い内容ではありません。 もう少し追加で物件が欲しいと思っているわけですが。 上昇傾向の物件価格が問題です。 売る立場であればホクホクでしょうが、買う立場からすれば困った状態です。 物件価格は勝手に上がっても、家賃は勝手には上がりません。 つまりは利回り低下です。 そして最近の実利計算だと、なかなかシビアな数字が見えてきます。 首都圏で中古区分マンションを探すとして。 最近だと、物件価格1000万円、表面利回り7.2%、築27年。 まあ探せばありそうな数字です。 印象的には悪くないと一瞬思えるわけですが。 実際に物件を買うとすると、こうなります。 まずイニシャルコスト。 物件価格だけでは終わりません。 仲介手数料だの、登記費用だの、不動産取得税だのが上乗せです。 登記費用は定価が無いので、概算になります。 そしてランニングコスト。 毎月の管理費や修繕積立費、毎年の固定資産税。 物件管理の契約次第では、さらに管理手数料を取られます。 諸々計算すると、表面利回り7.2%は、実利で言えば5%程度です。 先々で家賃値上げを見込めれば良いですが。 さらに不動産には空室リスクもあります。 特にワンルームであれば、ある程度の入れ替わりは覚悟すべきなのでしょう。 退去があればクリーニングで5万円くらいでしょうか。 空室期間もランニングコストはかかります。 さらに募集広告費で家賃1か月分。 何だかんだでさらに利回りは落ちるのですね。 全てを割り切るとします。 実利5%は無理として、実利4.5%で見ておこう!45万円で良しとしよう! しかし、出口を考えた時にどうなるか。 ざっくり計算してみると? 実利4.5%で10年所有したとして、単利積み上げで45%。 そして物件を売却する際には減価償却10年です。 単年での償却額は30万円程度でしょうか。 1000万円の物件は帳簿上では700万円となり、300万円の譲渡益が発生します。 譲渡益税の税率は5年超だと20%程度。税金60万円。 さらに再度の仲介手数料。大体40万円。 計100万円。 実利4.5%での約2年分の利益が飛びますね。※ざっくり計算ですよ! つま

徒然 円安傾向

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為替が円安傾向ですね。 為替は見ていると頭がくらくらしてきます。 国と国の相対バランスとでも言うのでしょうか。 円安と言っても、何に対してどれほど安いのか。 貿易相手国の通貨で見ていくのが確実? ドル、ユーロ、ポンド、人民元、豪ドルについて、コロナ以降のチャートを見てみました。 以下、yahoo financeのキャプチャです。 対ユーロはまあボックスとも言えるのでしょうけど。 他は見事に円安傾向と言える雰囲気でした。 円が安いということはどういうことなのか。 かの国の商品を買う際に、通貨の価値が低いと言う事なのでしょう。 1ドルのものを100円で買えていた頃と比べれば、今は120円出さなければ買えません。 単純に20%の値上がりでしょうか。 小さい頃、日本は資源も少なく、食料もエネルギーも自給率が低く厳しい、加工貿易の国と習いました。 色々なものを輸入して、それを加工して、付加価値を付けて売ると言う事でしょう。 自分の生まれた頃の為替は1ドル360円固定だった様です。 以降、産業は円高との戦いだったのでしょう。 生産拠点の海外移転が続き、産業空洞化が騒がれたのは随分前のことに思えます。 中小企業にもそんな流れは押し寄せて、中国出張は一時期のトレンドでした。 果たして今でも日本は加工貿易の国なのか。 ほとんどの主要通貨に対しての円安。 どの国から何を買うにも値上げということなのでしょうけど。 円安が進むとどうなるのか。 グローバル展開で稼ぐ企業については、大した問題でもないのかもしれません。 そういった企業に勤めている限りは給料もそのうち上がるのでしょうか。 問題は内需産業ですね。 日本国内向けの色々な産業。 仕入れの物価高を企業努力で抑えるのにも限度があるのでしょう。 これが日銀の望んでいたインフレなのかは分かりませんが。 確かに通貨の価値は薄くなったのかもしれません。 勤めている産業の強弱で収入には差が付きそうです。 毎度の格差拡大が騒がれることになるのでしょうか。 アーリーリタイアは悩みます。 勤めている企業は国内市場から収益を得る中小企業です。 リタイアを遅らせて、インフレが続いたとしても給料が上がることは無さそうです。 ではリタイア後の生活は? 資産からの収益が頼りです。 不動産や証券がきっちりインフレ追従するものなのか。 不動産は今一つピンと来ませんね。

アーリーリタイア 快適を求めすぎ?

当たり前になりすぎて有り難みを忘れていますが。 文明の恩恵として、便利な道具に囲まれて暮らしていますね。 ここでまた不安な心が目を覚ますわけです。 将来的には色々な道具の買い替えも必要だよなと。 小さな家電程度なら誤差と考えれば良いのでしょうが、自動車は高価ですね。 家電についても数があれば意外な費用が必要になるのでしょうか。 気になってきたので、ざっくりで耐久消費財の手当てにいくら必要になりそうか、妄想計算です。 将来的には自動運転の自動車が手に入る様になるのでしょうか。 ある程度の年齢になったら運転に自信持てなくなるのでしょう。 他人様に迷惑をかけるわけにはいきませんし、ぜひ手に入れたいアイテムです。 200万円で買えるとは思えません。下取りも考えて300万円くらいするのでしょうか。 60歳で最後の普通の自動車200万円。 70歳以降は自動運転の自動車300万円×3台。 自動車で合計1100万円です。 家電も色々壊れていくのでしょう。 エアコンオーブンレンジ冷蔵庫洗濯機乾燥機掃除機食洗機。 家電じゃないですがガスコンロも壊れそうです。 テレビはあまり見なくなりましたが、その他家電として結局また買うのかもしれません。 これも乱暴に10年毎に80万円程度は考えておくべきでしょうか。 60歳以降の40年で320万円です。 家は被災については保険がありますが、定期的なメンテナンスは自腹です。 20年毎くらいで外壁塗装&修繕で300万円程度見ておくべきでしょうか。 60歳以降の40年で600万円です。 マンションに越すとしても管理や修繕積立で月12500円×40年で600万円。 維持費は結局似たようなものなのでしょう。 合わせると? 1100万円+320万円+600万円=2020万円。 40年で大体2000万円。 年で言えば50万円。 結構なお値段になりました。 2000万円を用意するのは苦しいですね。 フローで見るなら単純に毎年50万円程度の上乗せを想定するのが良いのでしょう。 4%程度の利回りで年50万円を稼ぐには? 税引き前5%として約1000万円の元本追加が必要? サラリーマン継続を一年ちょっと延長でしょうか。 気持ちはとっととリタイアしたいわけですが。 あれもこれもと考え出すとキリがないですね。 リタイア後は働かない!生活は現状維持!という妙な意欲が邪魔をしてい

徒然 タワーマンション

収益物件を検索していて、価格設定を間違えて。 タワーマンションの情報が出てきました。 お値段軽く1億円超の物件の情報です。 そういったマンションが何戸も売りに出ているのですね。 それで間取りを見たり、管理費と積み立ての金額を面白がって見てみたりして。 はぁ~、とか。 ふぅ~ん、とか。 へぇ~、とか。 ほぉ~、とか。 は行を四段まで活用し、あと1段はなかなか活用の機会がなさそうだなとか。 馬鹿なことを考えながら色々な物件を見ていました。 間取りを見るときにどうするか。 自分は住んでいる気持ちになって、玄関からの導線確認をしてしまいます。 そしていくつかのマンションで気付くわけですが。 これってありえなくない?みたいな間取りのマンションがあるのですね。 お値段は自分の人生では縁が無い価格帯です。 非の打ち所の無い立派な物件しかないのだろうと信じ込んでいたのですが。 冷静に数字だけ見てみれば、80平米ちょいの2LDK~3LDK。 意外に普通です。 そして間取りが微妙。 お風呂に入ろうとしたら玄関土間を通らないとダメだったり。 リビングからトイレ行こうとすると同じく玄関土間を通らないとダメだったり。 キッチン奥のパントリーかと思う扉の先に洋室があったり。 自分が住むために家を探しているのであれば、確実に選ばないであろう間取りの物件がちらほらとあるのですね。 こういった物件は投資用で購入されているのでしょうか。 高価高級なタワマンが妙な間取りであるはずがないと信頼していて。 間取り詳細など確認せず、なるべく高層階!なるべく景色の良い側! そんな感覚で購入されていたりするのでしょうか。 そして借り手も当然お金持ちなのでしょうか。 家賃の高いタワマンが妙な間取りであるはずがないと信頼していて。 間取り詳細など確認せず、なるべく高層階!なるべく景色の良い側! そんな感覚で借りていたりするのでしょうか。 そして住んでみるとどうなるのか。 なんだか暮らしづらいなと何となく感じつつも。 いや、ここは高級物件なんだからと自分を誤魔化してみたりするのでしょうか。 リビングからの夜景に納得し。 お風呂入るときはリビングから出て玄関土間を土間用スリッパなんぞで突っ切ってからお風呂に入って。 お風呂から出たらまた玄関土間を土間用スリッパなんぞで突っ切ってリビングへ戻って。 そしてキッチン奥の洋室で

サラリーマンの資産形成 専業主婦も資産形成?

配偶者がパートタイマーで勤めている場合、103万円の壁なんていう話はよく聞く話です。 しかしこれが一体何なのか? いまいち中身に興味を持っていない人も多いのではないかと思えます。 どこぞに雇用されて給料を受け取る立場になると、給与所得控除が今だと55万円でしょうか。 そして普通に暮らしているだけで基礎控除が今だと48万円。 合わせて103万円。これが103万円の壁。正確には103万円の控除枠。 つまり103万円までの稼ぎは無かったことにしてくれます。 当然無税ですし、働きながらも配偶者として旦那の扶養の恩恵を受けられる、ありがたい制度ですね。 奥さんが専業主婦の場合はどうなるのか。 給料が無いので関係ない? 確かに何もしなければそうなのですが。 給料は無くとも、基礎控除枠は持っているわけです。 この枠を活用しない手は無いですね。 お金に働いてもらうのが一番です。 例えばこんな方法はいかがでしょう? 毎年の非課税の贈与枠は今の制度だと110万円あるのでしょうか。 この額を毎年気前良く奥さんに贈与します。 そして奥さんに投資の紡ぎ出す明るい未来の可能性をプレゼンし、一緒に投資をがんばってもらいましょう。 サラリーマンの旦那は税金に苦しみ続けています。 しかし奥さんに渡ったお金の生み出す利益は基礎控除枠までは無税という素晴らしい理屈が成り立ちます。 大したインパクトでは無い?果たしてそうでしょうか。 うちの場合は、もう毎年100万円×20年近くの贈与を続けています。 これだけで奥さんの資産は2000万円になりますね。 それなりの資産額ではないでしょうか。 例えば2000万円のうち、1500万円程度を不動産に投資していたら? 首都圏中古区分マンションを狙うとすれば、頑張れば2戸くらいは買えるでしょうか。 諸々維持費や固定資産税等を差し引いての税引前利回り6%程度はまだ狙えます。 1500万円の6%は?90万円です。 基礎控除枠は所得税と住民税で微妙に違っていて面倒なので40万円で計算します。 すると90万円では大幅に超過? いえ、不動産には減価償却費があります。 中古区分マンションへの投資額1500万円ともなれば、築年数にもよりますが年50万円程度の減価償却をすることになります。 すると、減価償却50万円+基礎控除40万円で90万円。 減価償却は売却時までは単なる会計上の経

アーリーリタイア 医療費をどこまで見込む?

リタイア後の医療費をどこまで見込むべきか。 最近少し悩んでいます。 日本には国民皆保険の制度があります。 それは素晴らしいことなのですが。 おそらく制度発足時には想定されていなかった状況になりつつあるのでしょう。 いびつな人口ピラミッド。2025年問題。 自己負担額の見積もりは、今後悪化する方向へ変わっていく可能性はそれなり高い様にも思えます。 それに保険医療でカバー出来ない内容もありますね。 例えば歯の治療。 歯の治療は保険医療と自費医療の差を大きく感じます。 保険では使えない材料もあるのでしょう。 きっちり手入れをして虫歯にならないのが一番とは思えます。 とはいえ人生100年とも言われている時代です。 100年間きっちりメンテし続けて、虫歯無しで過ごせるものかどうか。 それに歯を失う原因は虫歯だけでもありません。 例えば差額ベッド代。 同意さえしなければ払う義務無し? そんな意見を見聞きすることもありますが。 今後は団塊の世代が後期高齢者となり、さらには団塊ジュニア世代もガタがくる年齢です。 同意書へのサインを拒み続けることは確かに出来るのかもしれません。 しかしその間に同意書へのサインを拒まない患者さんがベッドを埋めてしまう。 お金を出すから早く入院させてくれ! そんな日が来ないとも言い切れないですね。 例えば先進医療。 自分は肺がんに罹患しましたが。 がんの治療についても、先進医療として保険の効かないものもある様です。 そこまでして生きたくないという潔い考えを聞くこともありますが。 仮に期待出来る選択肢がそれしかないとなった場合、簡単に諦められるものなのか。 がんに限らず、選択肢があるのなら、選べる立場で居たいと思えます。 考えすぎと笑い飛ばせれば良いのですが。 とはいえ、まさかが起こるのが人生ですね。 2年前の自分は、まさか自分が肺がんに罹患するとは想像すらしていませんでしたし。 国民健康保険は保険です。 負担が軽くなるだけですね。 年金世代の様子を見れば、通院月をなるべく纏めるのは生活の知恵として常識なのでしょうか。 高額療養費の制度を用いての節約狙いということなのでしょう。 しかし今後の運営は厳しくなるのは明らかです。 後期高齢者の負担割合も一部3割となりました。 数十年後を見た場合、同じ手が使えるものとも限りませんね。 そう考えてみると。 先進医療に

アーリーリタイア 人生の主導権

PRESIDENT ONLINEで次のような記事を見ました。 若者に広がる「FIRE運動」をバカにする社畜オジサンたちが根本的に誤解していること ざっと読むと・・・ ・FIREは人生の主導権を会社から取り戻すこと ・誰もがいずれフリーエージェントになる時代 ・サラリーマンはフリーへの準備期間  ・30~40代で独立する人も居れば、60歳でフリーになる人も居るという程度の違い そんなことが書かれていた記事なのですが。 人生の主導権・・・ちょっとカッコ良いですね。 しかし記事の表題。 FIRE運動をバカにする社畜オジサン。 こっちの方が気になってきました。 実は自分はそういう人種に直接お目にかかったことがありません。 自分の身近の人種はこんな感じですね。 ・年末ジャンボ当たったら新年は出勤しませんから!であるとか。 ・ずっとテレワーク続かないかな、であるとか。 ・また給付金もらえないかな、であるとか。 ・週休2日じゃなくて週労2日にしてほしい、であるとか。 ・有給が20日というのは少なすぎる、であるとか。 確かに自分含めて皆さん普段は真面目なサラリーマンなわけですが。 バカ話をすれば、基本的には通勤が嫌いで、労働が嫌いで、経済的に自由になったらとっとと会社辞めよう!という傾向を感じるタイプの方が余程多いです。 実際、6億円もの宝くじが当たってしまったら? 自分含めて誰も何も悩むことなくとっとと会社は辞めるのでしょう。 FIRE運動を馬鹿にする社畜オジサン。 気になってきたので、ちょっと妄想です。 彼らのプロフィールを想像してみます。 プロフィール1:FIREが流行ると困る人 これはありそうですね。経営者層でしょうか。 しかし最近は国からは70歳まで雇用せよとのプレッシャーもありますね。 手をこまねいていては先々会社が養老院化してしまうのは明らかな流れです。 対策なのかは分かりませんが、早期退職だの役職定年だのと、上の年代をなんとか減らそうと先手先手で苦労している企業も多い様に思えます。 そう考えれば、FIREします!と勝手に40歳あたりから順に去ってくれるのであれば、これはこれでwin-winな気もします。 プロフィール2:FIREなんて考えたこともなかった人 これもありそうですね。ある意味のスタンダードでしょうか。 愚直に定年まで働き続けることが当然と信じ、実際そうし

サラリーマンの資産形成 家の買い方で将来が変わる?

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今は持ち家で残債なしですが。 家を買ったきっかけは社宅の期限切れでした。 諸費用込みのオーバーローン。持ち出し0円です。 そしてローン契約の翌年に肺がん罹患でローン免除になりました。 アーリーリタイア云々って、ローン免除になって運が良かっただけ? そうではないのですね。 確かに長らく社宅で住居費を抑えて暮らせていた点は運が良かったと思えます。 家計簿20年振り返り 住居費 しかし資産額に居宅の評価額は含めていません。 ローン前から、そして当然肺がん罹患前からアーリーリタイアは考えていました。 そして大局に大きな変化はありません。 何千万円もの買い物をしているのに、なぜ大局に変化がないと言えるのか。 参考になるかは分かりませんが、こういう例もあるんだなという程度のサンプルになるかもしれません。 以下、当時考えていた計画のラフです。 住宅を購入したのは2020年の頭です。 ローン契約時点で資産額はほぼ大台でした。 記録によると2019年末の資産高は9800万円。 給料と投資で、年間500〜700万円程度ずつ積み上がる見通しでいました。 すると4年もあれば2000〜3000万円程度の積み上げが見込めてしまうのですね。 ではその金額で一括払い?ノーです。 この額も投資に回すことで、ローン支払いをカバーする収益源を作るつもりでした。 現物不動産への投資なら保守的に見て5%。年間100〜150万円でしょうか。 ローン支払いのカバー用には充分です。 資金については、手持ち資産は一切取り崩さず、諸費用や設備費なども含めたオーバーローンで住宅を購入しています。 理由は住宅ローン控除制度です。 ローン金利は0.6%程度。ローン控除は当時1%でしたので、所得税額と物件価格を上限として、金利差分の利益を生むことになります。 資産を取り崩して投資の効率を落とす判断は無いですね。借りた方がお得です。 加えてローンは先が見えているのであれば定期保険としても使えます。 ローン控除が終わる13年後もしくは金利上昇が見込まれたところで残債を良い線まで繰り上げ返済。 この13年の間で仮に死亡や三大疾病罹患ならローン残債は保険としてチャラになる。 何かあっても家族には最大限の資産を残せる。 当初はこんな計画を考えていたわけです。 しかし2020年の住宅購入直後のコロナショックで年末資産高は給料含めても横這

肺がん手術後(12か月目)

肺がん手術後の定期メモ。12か月目です。 肺がんの手術で右上葉の全部と、右下葉の一部を切除しました。 術前の説明では肺活量は大体25%くらいは減るよ、とのことでした。 手術から12か月経ち、定期検診としてCT検査を行いましたが、特に問題なし。 ほっとしました。 次回検査は半年後。再度のCT検査です。 体調について 日常生活はほぼ問題ない状態です。 ただ、やはりまだ体力は多少不足気味の様で、疲れやすいなと実感しています。 特にマスクがきついですね。付けたまま長らく過ごしていると疲れます。 在宅でマスクなしで勤務する分には良いのですが、出社した日の帰宅後は爆睡です。 後遺症について 肺を切除したことで咳が増えていましたが、今はほぼ安定しています。 切除した側の肩が痛む症状もありますが、これも随分落ち着いてきました。 自動車を運転していると右肩が痛くて困っていたのですが、最近は随分マシです。 ドクター曰く、咳も肩の痛みも、肺を切除したことにより出来た空間に、周辺組織が引っ張られることによるもの、とのことです。 術前~術後のCT検査の回数 被ばく量が多いとの情報もあるので、少し気になって回数を数えてみました。 健康診断後の精密検査・・・CT、PET-CT 各1回ずつ 手術が決まって以降・・・手術直前、術後3か月目、6か月目、12か月目で各1回。 結構な頻度ですが、必要な検査だったのだと思えます。 レントゲンに至っては、何枚撮影したのか分からないくらいです。 入院中はほぼ毎日撮影していました。 とはいえ、今後は特に問題が無ければCTは半年毎程度の頻度になるので、少し気楽です。 CT検査にかかる費用 健康保険で1回1万円以上の支払いです。造影剤を用いたCTです。 肺がんの経過観察として健康保険適用になっています。 人間ドック的にCT検査をしたい場合、保険適用は無しの自費になるものと思われます。 心掛けていること 肺活量と体力回復に向けてリハビリ兼トレーニングを続けています。 散歩・・・1時間弱。月に20日程度。※毎日目標で結果的にこの程度。 サイクルトレーナー・・・週2~3回 30分。息が軽く上がる程度までペース上げます。 腕立て・・・2日おき。傷が痛まなくなってきたので最近始めました。 術後1年の間に2回も気胸になりました。手術した箇所からの空気漏れなのでしょう。 肺に圧をか

徒然 保険の成立する前提

bloombergで次の様な記事を見かけました。 ロシア資産の売りに賭けたオプショントレーダー、利益得られず清算も ロシア株のオプション取引が決済出来ない。 決済出来ないまま期日を迎えて清算されてしまう可能性も、とのこと。 内容については検索していただくとして。 暴落対策にはオプションで保険かと少し考えていたこともあり、この事実は衝撃です。 とはいえ市場自体が閉鎖されていては、どうしようもないのでしょう。 保険と言えば、メジャーなのは生命保険、損害保険でしょうか。 これらについても約款を見れば書いてある場合が多いですね。 戦争での被害は保障対象外。 保険は生命や財産を金銭的価値として保障するものです。 それは生命や財産が大切にされる前提があってこそ成り立つものなのでしょう。 戦争はその前提を覆す行為です。 保険が成り立つ道理がありません。 アーリーリタイアに向けての悩みは色々あります。 資産運用、年金受給額、税や社会保障の負担、いつまで働くべきか。 そして寿命はどこまで見込めば良いのか等。 これらは全て平和が続く前提での呑気な悩みです。 個人で出来ることはほとんど無い様に思えます。 人はどうしようもないときは、祈るくらいしか出来ないのでしょうけど。 どうでも良さそうな馬鹿なことに呑気に悩み続けられる。 世界中の国がそんな風になったら良いですね。

徒然 気持ちの問題

資産で安定的に暮らすための準備と確認のため、サラリーマンを継続していますが。 給料が丸々余る生活になっています。 仕事に対する意識は多少変わりました。 やるべき事はやるわけですが。 気楽になったというのでしょうか。 理不尽なことがあっても切り替えられる感じです。 他人の失敗にも寛容になれた様に思えます。 余程面倒な事態になれば、すぐにでも辞めれば良い。 そんな強いカードを持ったからでしょうか。 無理な仕事を抱えることも止めました。 タイトな日程で何とかしたいと言われたとして。 以前なら無理やりあの手この手を考えていたのでしょう。 今ではそれは無理でしょうと仕事を断る様になりました。 それで、ふと思うのですね。 自分の立ち位置が社内で良くないものになったのか。 仕事が回らなくなったのか。 実際のところ、まったくそんな雰囲気もなく。 以前の通りです。 自分の問題だったのでしょう。 勝手に理不尽を抱えて。勝手に無理を抱えて。勝手に苦労して。 無理筋の打診をしたら通った。あいつ便利だな。 そんな程度の話だったのでしょう。 諸々の苦労を上手くやり過ごしていた同僚も居たのかもしれません。 世渡り上手? 自分が下手なだけなのでしょう。 どこまで責任を持つべきなのか。 どこまで生活を犠牲にすべきなのか。 給料分は働くべき?それは一理ありますが。 犠牲にした私生活の時間単価はいくらなのか。 適正価格を決められるのは自分以外にありません。 なのに自分の時間を安売りしていたのでしょう。 給料だけが頼り。 手を離してはいけない。 奪われるわけにはいかない。 維持し続けなければいけない。 焦燥。切迫。 確かにそんな感情があったように思えます。 それが唯一の命綱と信じ切っていたのでしょう。 振り返ってみれば。 あまりにも弱かった自分におかしくなってしまうのですが。 必死だったんだなと今では懐かしく思えます。 気楽に過ごせるようになりました。 なのに立ち位置は変わりません。 ゴールが見えてきての今更。 やっと気づきました。 仕事が辛い? 気持ちの問題だったのですね。

サラリーマンの資産形成 IPO価格の根拠

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今年、IPOの過小値付けがどうのという記事を見ました。 公正取引委員会から各幹事証券会社への突っ込みの様です。 根拠なく価格が低く設定されており、企業の資金調達額が少なくなっている云々の様な論調の記事だったのですが。 根拠とは一体何のことを言うものなのか、ですね。 BPSで解散価値からの株価を語る人もいます。 EPSで収益からの株価を語る人もいます。 将来性云々で赤字や高PERの高値を受け入れる人もいます。 誰も間違ってはいませんし、各々根拠を持っての判断をしているわけです。 株価はこうやって計算するものです!と決まっているものでは無いですね。 それが出来るなら、誰も苦労はしませんし。 そもそも赤字上場が許されています。 そこで株価の根拠と言い出すのであれば、将来性がどうのという話くらいしか出来ない様にも思えます。 将来性・・・一番曖昧な判断基準です。 なんのこっちゃですね。 諸外国と比べて公募価格と初値のギャップが大きすぎ=公募安すぎという指摘なのでしょう。 しかし、そもそも諸外国と比べて日本は投資が活発なのかどうか。 活発でもないところ、妙味すら失われてしまっては、誰が好んで赤字企業の公開株を引き受けるのか。 とはいえ話が上がったということは、ルールが変わっていく可能性はあるのでしょう。 その場合、公募価格は今までよりも高値に寄っていくことになるのでしょうか。 もしそうなれば、IPOはプライマリもセカンダリも妙味が失われていくのかもしれないですね。 2022年。IPO投資暗転の年にならなければ良いのですけど。 そういえば最近、少し地味で好みの銘柄がIPO当選していたのですが。 購入申し込みを忘れており、流れで落選となってしまいました。 IPOで利益を出すにはプライマリでの入手が有利です。 とはいえ、セカンダリでも大儲けという銘柄もたまにはある様に思えます。 ブルーなニュースにブルーな失敗だけで記事を終えるのもアレですし。 いくつか印象に残っている意外なセカンダリ大化け銘柄をメモに残しておこうかと思います。 2229カルビー お菓子好きにはメジャーな銘柄です。 当選も無く、少し欲しいなと思いつつ様子を見ていたわけですが。 2011年3月11日。あまり思い出したくない日が初日だったと思います。 見てみれば初値は公募同額だったのでしょうか。 そして震災があり、長らく相

家計簿振り返り 被服費は趣味?

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たまに家計相談みたいな記事が目に入ることがあります。 なるほどと思うこともありますが、え?と思うこともあります。 特に世間とのギャップを感じるのが、被服費です。 服やらシーツやらタオルやら靴やら、その辺の諸々に使う費用ということでしょうか。 家計簿から過去10年ほどを集計してみると、こんな感じでした。 平均で23000円程度。 月間ではなく、年間です。 よくある家計相談だと、毎月の勘定で被服費と書かれている例が多いですね。 その額も数千円~数万円と幅があるわけですが。 仮に3000円で見たとしても、年で言えば36000円です。 比べると、うちは随分安上がりなんだなと、ちょっと妙な気持ちになってしまいます。 確かに夫婦共にファッション大好き!という風ではありません。 それでもそれなり普通の服を着て暮らしているつもりなのですが。 そもそも購入頻度自体がそれほど高くないのですね。 服も靴も鞄もタオルもシーツも、一度買えばそれなり長持ちする様に思えます。 今年の流行であるとか、そういうのにもう一つ興味が無いというのはあります。 一周まわって偶然流行に乗っていたりということもあるわけですけど。 とはいえ色々な服やら靴やら鞄やらを欲しいという感覚は分かる気もします。 いわゆるお洒落さんですね。 考えてみれば、うちの家計簿も趣味や雑費の項目で見れば、大概な金額でした。 こちらは趣味や雑費の支出です。 趣味遊び付き合いは、そのまんまですね。 うちの場合は自動車維持費もここに含めてしまっています。 無ければ無いで済むものです。 その他支出は雑費です。 家電買い替えやら家のプチリフォームやら洗剤やらキッチンペーパーやらトイレットペーパーやら。そういったものを全てまとめて集計しています。 そして被服もこの中の一部です。 2021年が何故かプラスになっているのは、住宅ローンの保証金が戻ってきたためです。 趣味や遊びで年平均84万円。月で言えば70000円。 その他支出で年平均36万円。月で言えば30000円。 合わせて月に10万円。 書いていて、意外に大きな金額だなと思うわけですが。 月10万円をやりくりして、趣味も遊びも被服も家電も消耗品も賄うのだとして見れば。 ファッションが趣味です!というのであれば、被服費に月数万円消費するのも、あながちおかしな話では無いのでしょう。 もっと言えば、

サラリーマンの資産形成 自分の死後を考える

別に検査で変な結果が出たというわけではなくですね。 蓄財と投資で資産を積み上げてきたわけですが。 自分が亡くなったとしたら、残された家族はどうなるのかということを考えることがあります。 自分の死後など知ったことではないというのは確かに一理ありますが。 やはり長年連れ添った家族が苦労せず暮らしていけるかというのは気になります。 メンタル的なところは置いておいて、ストック&フローの視点だとポイントは絞りやすいのでしょう。 考えるべきは、資産の所在、相続、運用、年金額の変化くらいでしょうか。 そんなわけで、以下ざっくりとメモを残してみます。 資産の所在 どういった資産があるのかは重要な情報になりますが、不動産や銀行・証券口座一覧までをリスト化して、夫婦で共有しています。 見えない口座はありません。(たぶん) なので、知らない資産が突然出てくるであるとか、そういう面白い事態が起こることはほぼ無いのでしょう。 あり得るとすれば、任意の保険や個人年金の請求忘れくらいでしょうか。 ただ、忘れていたとしても、年一回のお伺い等で連絡が来たら、そこで気づくことは出来ますね。 あと、ありがちなのは趣味の品の価値が伝わらないことでしょうか。 普段これの資産価値は・・・なんてことを話すこともありませんし。 きちんと整理して売ればそれなりの価値になるものも、邪魔だからとメルカリに適当にリリースするのであれば適当な処分価格です。 この辺りは割り切りですね。 相続 子供が居ない場合、夫婦各々の両親やら兄弟やらにまで相続権が及びます。 詳しくは検索でもしていただくとして、準備の無いままうっかり亡くなると、疎遠にしていた親族登場でややこしい状況になる可能性も0では無いということになるのでしょう。 これを回避して夫婦間の相続で決着するには、遺言書が必須です。 というわけで遺言書を作成済みです。 夫婦お互いで配偶者のみを相続人として指定しています。 相続税については、検索してみると配偶者は1億6000万円の控除枠がある様です。 この先制度がどうなるかは分かりませんが、現段階では概ねセーフですね。 仮にうっかり溢れたところで、さすがに老後を過ごすには充分な額と思えます。 運用 自分に運用の技術があるとは思っていませんが、それでも放置で良い資産構成なのかと言えば、そこは怪しい部分もあります。 バフェットさん的

徒然 マイナス金利で預金が目減り?

マネーポストwebで、次のような記事を見ました。 「預金にマイナス金利」時代が目前 ドイツでは半数の銀行が導入、日本も追随か 記事によるとドイツの例では一定額以上の預金を預けた場合、年に0.5%目減りする様です。 ドイツ以外の例として、北欧の大手ノルデア銀行はデンマークでの預金にマイナス0.75%の金利を取り、かわりに金利0%の住宅ローンを提供している、との記述も。 案外面白いですね。預金ではなくローン返済を繰り返した方が、結果的にお得になったりするのでしょうか。 日本は随分前からマイナス金利だったんじゃないかという気もします。 しかし今のところは預金金利は限りなく0に近いとはいえプラスです。 とはいえ、欧米へ倣え!が大好きな日本です。 今更なのかは分かりませんが、結局追随することになるのでしょうか。 お金を預けておくと勝手に目減りするとなれば、人はどういう行動をするのでしょう。 プランA・・・タンス預金?結構そういう人増えそうですね。無難に思えます。 プランB・・・消費に走る?モノの価値が保たれると良いですね。 プランC・・・投資に走る?勝手に減らされるよりはまだ納得出来そうですね。 長年のマイナス金利。 日本では特に印象的な効果も感じられずでとっくに忘れていましたが。 プランBやプランCは、インフレの際に取るべき行動の様にも思えてしまいます。 そういえばマイナス金利はデフレ対策で導入されたものでした。 デフレが長らく続いている日本。 随分前に、デフレ脱却にはヘリコプターから現金をばら撒くべきだという話が聞こえてきた記憶もあります。 市場に出回るお金が増える=お金の価値が薄まる=インフレが起こる=デフレ脱却でしょ?という理屈だったでしょうか。 調べるとヘリコプターマネーと言うのですね。経済学者さんの提唱した理論の様です。 何だかさすがにそれは幼稚じゃないのかと思っていたのですが。 コロナ対策のためだったのでしょう。 世界で足並み揃えてヘリコプターマネーに近いことをしてしまったのでしょう。 市場に出回るお金の量は随分増えてしまったのでしょう。 特に生活に困っているわけでもないのに、何故か10万円の給付金をいただいたのも、既に数年前の思い出です。 デフレ対策のマイナス金利。 長年ぼんやりとした効果しか感じられていませんでしたけど。 極限の効果として預金の目減りを起こす

サラリーマンの資産形成 JT株とロシアに惑う

配当狙いでJT株を持っています。 先日、東洋経済ONLINEで、こんな記事を見かけました。 JT、「利益の2割」を稼ぐロシア混迷の深刻影響 ・・・ ロシアにそこまで突っ込んでいた企業ということすら把握していませんでした。 優待も廃止になりましたし、踏んだり蹴ったりです。 相場の格言には、遠くの戦争は買いなんていう物騒なものもあるわけですが。 時代も変わっているのでしょう。企業もグローバル化が進んでいます。 ロシアのエネルギー事業に出資している商社株もどこまでの影響を受けるものなのか。 他にも影響を受ける投資案件は多いのかもしれません。 債券にも外貨建てのものがありますね。 中には当然ルーブル建てのものも。 自分は為替リスク×債権リスクが嫌で外債へは一切投資していませんが、利回りの数字だけを見れば惹かれるのは分かります。 償還日まで無事生き残るのか、償還日の為替はどうなっているのか。 気になるとしても、個人投資家レベルで出来ることはそれほど無いのかもしれません。 投資信託も不安になります。 一体何に投資しているファンドなのか。 分かりやすいものもあれば、分かりにくいものもあります。 世界へ分散投資であれば、当然ながらロシアにも投資している可能性はあるのでしょうし。 それも見越しての分散なのでしょうが、気分良いものではないですね。 JT株はどうすべきなのか。 企業の存続自体は問題ないのでしょうけれど。 利益の2割が最悪飛ぶと考えれば、EPS視点で株価も2割引き? 仮に撤退となるとさらに特損? 以前の自分ならぶん投げていたところですが。 長期投資!配当狙い!みたいな気持ちで、NISAで仕込んでしまったのですね。 NISAは制度的には面白いのですが、微妙な枷になっている様にも思えます。 特定口座との損益通算も出来ません。 売却してしまえば枠は何年も空いたままになってしまいます。 そして、何よりそんなことを気にし始めると投資判断が狂うのですね。 投資対象の良し悪しよりも重要な判断材料があるものなのか。 自虐になりますが、本末転倒なことをしているなと感じます。 昨今こんなの常識ですよという雰囲気で言われる投資方針があります。 長期投資!握力!BUY AND HOLD! しかし、結局これも単なるトレンドなのでしょう。 ほんの10年20年遡れば、識者と称する人たちは声を揃えて言って

アーリーリタイア 生活の達人

アーリーリタイアの計画を詰めています。 遊んで暮らしたいですが、今の資産額では運用は必須となります。 収支問題の方程式的な計画になるのでしょうか。 運用は苦しいので、緩い逃げ道はないものかと考えてしまいます。 少し働く前提のリタイアというのも見聞きします。 起業や転職との違いに悩みますがメジャーな様です。 ハードルが下がると書かれていますがどうなのか。 踏み切りまでの時間は確かに縮められそうですが。 以降はさらに変数の多い計画が必要になるとも思えます。 計画の前提はどこに置くのか。 自分が変えられるもの、他人に変えられてしまうもの。 30年を振り返っただけでも、国のルールは大きく変化してきました。 30年の今後についても、多くのルール改定が行われていくのでしょう。 前提は覆され、ひっくり返され、掻き回され・・・ まあそこまで極端では無いとしても。 改悪とされる改定は幾多も行われるのでしょう。 硬直的な計画では逆にリスクですね。 自分も世間も変わっていくのでしょう。 投資の見直しは随時行うことになるのでしょう。 見込むべきはマージンだけで良いものなのか。 小惑星イトカワからのサンプルリターンを成し遂げた探査機はやぶさの話は好きです。 トラブル続きの長い旅だった様ですが無事帰着。 冗長設計と言うのとは少し違うのでしょうが、二の手、三の手が打てるのですね。 「こんなこともあろうかと」 ニュースを追っていた当時、これは凄いと感心しました。 悪い風向きになった時でも。 「こんなこともあろうかと」 ニの手、三の手を繰り出せる余裕を持ちたいですね。 そしてさらには奥の手まで用意出来ていたとしたら。 まるで子供の頃に夢見た必殺技のようです。 運用と家計を変数とした方程式。 数字に囚われていましたけど。 現実はそうじゃないですね。 もっと不自由な様でいて。 それでも実はもっと自由なはず。 持つべき余裕は資産額だけではなくて。 運用と家計以外にもパズルのピースはいくつもあって。 パズルの解はどれだけあるのか。 気持ちが柔軟でさえあればそこから二の手も三の手も奥の手も。 住処も、運用も、仕事も、生活の全てが自由で。 きっとこれがFIREなのでしょう。 Freedom。経済的な自由に届く道は運用以外にもあるのでしょう。 やっと少しだけ理解出来た様にも思えます。 少し働く前提のリタイア。確か

サラリーマンの資産形成 微妙なリスクヘッジ

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相場が不安定。もう書き飽きたのですが。 有事はゴールドがどうとか。 ディフェンシブ系がどうとか。 そんな話は昔から聞きますね。 これまでは有事はぶん投げ派でした。 ただ、毎度ぶん投げているのも非効率な面もあるのでしょう。 そこで、少し行動を改めてみようと考えて、ゴールドのETFやら、それっぽい銘柄やらをちょこまか集めてみました。 実際、リスクヘッジになったのかどうかです。 確かにゴールドは上がりましたが。 それっぽいディフェンシブ銘柄は微妙です。 そして、今回書きたかったのは、銘柄ではなくポジションサイズですね。 既存の証券類は総額1000万円程度。 これに加えて、ゴールドETFやディフェンシブっぽい銘柄を買ったわけですが。 追加投資額は100万円程度です。 そうなると、ゴールドが上がったところで大したヘッジ効果も無いわけです。 既存の証券が2%落ちて、ゴールドが2%上がったところで、ウェイトとしては10:1です。 1000万円が2%下がればマイナス20万円。 100万円が2%上がればプラス2万円。 当たり前すぎて、書いていて嘆かわしいのですが。 ヘッジしようというのであれば、どれだけの資産をヘッジしたいのかを考えないとダメですね。 そういった考えがあってこそ、既存証券売却含めてのリバランスなり、短期で割り切った大きなヘッジ用投資を仕掛けるなりという行動につながるのでしょう。 ということを学んだので。 メモに残しておきます。 正直なところ、ゴールドがこんなに上がるというのは違和感しか無いですね。 年初来高値と言っても何も嬉しくありません。 異様な時代への入り口に立っているのでなければ良いのですが。 ゴールド暴落してくれて良いので、とっとと平和になってほしいところです。 yahoo financeより。

徒然 セールスマンは報われない?

昼食の調理中にインターフォン。 火も使っているし、手も使っているしでバタバタしていたところの来客に焦ります。 インターフォンで応対すると、何やら要領を得ません。 どちらさま?ご用件は? とにかく一度ご挨拶をと返ってきます。 セールスかなと考えて。 申し訳ないのですが調理中で手が離せませんのでと断って。 セールスでしたら資料をポストへ入れておいていただければとお願いして。 そんな出来事もすっかり忘れて夕方。 ポストを開けてみると、パンフと名刺が入っていました。 パンフを見れば、まあ売りたいものは何となく分かるのですが。 値段は一切書かれていません。 商品の特徴の説明もありません。 競合製品に勝るアピールポイントも書かれていません。 大きなものなのにリードタイムも分かりません。 ただただ何らかキャンペーン中です!と大きく書かれていて。 今なら最大5万円だとか、最大10万円だとか。 最大というのなら条件があるのでしょうけど。 その付与条件すらも書かれていないのですね。 セールスマンはあまり好きではありませんが、なるべく話を聞くようにしています。 仕事として仕方なくのセールスなのでしょう。 内容によっては検討出来る品なのかもしれません。 そう考えて話くらいは聞いてみようと思うのですが。 飛び込み営業のセールスマンにあまり良い印象は無いですね。 とにかく何だか要領を得ないセールスマンが多い様に思えます。 何かを売りたいというのなら。 消費者が気になるであろうポイントくらいは押さえてほしいですね。 そしてそれを明解に説明したパンフくらいは用意すべきと思えます。 それでこそ、こういう商材があるのかと興味を持てるかもしれません。 意外に安い、意外に早い、面白そう、そんな興味も持てるかもしれません。 何より明解に出来るのであれば、そのまま広告として掲載することだって出来るはず。 分かりづらいパンフ。 しかもそんなパンフを持ち歩いての訪問販売。 きっと一軒一軒インターフォンを押して回っているのでしょう。 時間効率は最悪です。 このやり方は一体誰にどんなメリットがあるものなのか。 パンフは何かを狙ってわざわざ分かりづらくしているのか。単に要領が悪いのか。 どういう考えなのかは分からないままですが。 報われない仕事? このパンフでは無理でしょう。 話さえ聞いてもらえれば? 文字に出来ない情

徒然 SONYとHONDAのEV

SONYとHONDAがEV開発で提携というニュースを見ました。 どんなことが起こるのかと少し楽しみに思えつつ、同時に微妙な感情も。 すぐ壊れそう。 そんな風に思ってしまいました。 SONYは嫌いなメーカーではありません。 スマホもテレビもSONY製を使っています。 とはいえ、SONY製品に対して、今も期待や信頼があるのかと言えば微妙です。 次のスマホやテレビにSONY製を選ぶのかと言えば、おそらくNOなのでしょう。 SONYタイマーという言葉は有名です。 保証が切れた後に故障するという意味ですね。 初代VAIOノートPCG-707に一目惚れして、結構な金額を出して購入し、故障続きでうんざりした記憶はトラウマです。 故障は不愉快な経験ですが、コンセプトやデザインは好きでした。 その後も懲りずにVAIOノートを買い続け、ソニータイマーに怯えつつ使い続けて。 段々と信頼性が増して、安定して。 いつの間にやらノートPCは単なる文房具となっていたのでしょう。 VAIOノートはone of themに成り下がり、魅力を感じられなくなりました。 今は手元にあるのはlenovo製の格安ノートPCです。 HONDAやSONYに対して持っていたイメージは、自分の世代だとチャレンジでしょうか。 何らか新しさを感じさせてくれるメーカーというイメージでした。 今は実際どうなのか。 時代が変わったのか、自分が枯れてしまったのか。 それともチャレンジは遠い分野に移ったのか。 身近な製品を見てみても、取り立てて気持ちの盛り上がるものは無い様に思えてしまいます。 メーカーの印象も時代で変わっていくのでしょう。 そしてそれは国の印象にもなるのでしょう。 映画のバックトゥザフューチャーを見て、面白いと感じたシーンがあります。 1980年代から1950年代へタイムスリップするわけですが。 1950年代のドク曰く「メイドインジャパン?故障して当然だ!」なんてセリフがあるのですね。 対するマーティーは「メイドインジャパンは最高だよ!」と返すわけですが。 30年の年月の間にどれだけ国の印象が良くなったものなのか。 ほんの20年振り返ると、中国製品や韓国製品にピンとくるものはありませんでしたけど。 10年前、最初に手にしたスマホはGALAXYでした。 その後のGALAXY NOTEや折り畳みスマホにはチャレンジを

徒然 昭和61年の10円玉

最近知ったことですが。 昭和61年の10円玉は、ちょっとだけ鳳凰堂のデザインが違うものがあるのですね。 微妙にレアで価値が高いのだとか。 別にこれで大儲けと言う景気の良い話でもないのでしょうけど。 知ってしまうと気になります。 縁がギザギザのギザ10は分かりやすいですね。 見るともうギザがどうという以前で、みすぼらしいものが多いです。 銀行に回収されてしまったら溶かされてしまうのではないかと可哀そうに思えてしまい、見つけ次第コレクションです。 軽い気持ちで始めたことだったと思うのですが、気づいたら習慣になっていました。 もう30年近く続けている気も。 数えてみたら200枚近くありました。 金額としては知れていますが、自分の生まれる前から流通していた硬貨です。 キャッシュレス何それの高度経済成長期の中、もみくちゃにされつつも生き延びてきたツワモノどもと思えば、何らかお守り的な効果でも発揮してくれないものかと期待してしまいます。 明朝体文字の5円玉も分かりやすいのでコレクションですね。 検索してみたら、フデ5と言う様ですが。 こちらはほんの数枚です。 長年、財布の小銭は数枚だけ財布に残して、残りは自宅に置く生活を続けていました。 小銭は増えると重たいですし、財布の形が崩れるのが嫌なのですね。 結果として、自宅に結構な金額というか、量が貯まっていた時期もあったのですが。 ある日奥さんが気を利かせてくれたのか、銀行へ預けに持って行ってくれました。 ありがとうと言いつつも、何となく少しばかりの喪失感もあったのですが。 ギザ10やフデ5は別枠保管としていたので、未だ手元に残っています。 昭和61年の、ちょっと鳳凰堂のデザインが違う10円玉。 知ってしまうと気になりますが。 時代はもうキャッシュレスですね。 小銭を手にする機会自体が大幅に減りました。 ギザ10やフデ5にについても、おそらく今後巡り会える可能性は相当に低そうです。 仮に小銭を手にする機会があったとして。 昭和61年という半端な数字を覚えていられるものなのか。 視力の衰えつつある目で微妙な違いを見分けられるものなのか。 そんな程度のことに自信を持てないというのも寒い感じがするのですが。 せっかくの新しい知識です。 現金決済オンリーの和菓子屋さんもありますし。 お釣りで運試しも案外楽しいものかもしれません。 今度、久し

アーリーリタイア 日陰者だったの?

アーリーリタイアに向けて、情報収集を続けているわけですが。 税制や社会保険について、少しずつ知らなかった部分も見えてきています。 何となく話題になることもある内容です。 多少は想像出来ていた部分もありますが。 低所得だと、色々な部分で優遇というか、負担が軽いのですね。 低所得なんだから仕方ないだろ!どう負担しろというのか!という点に文句はありません。 ただ、この低所得というのが制度上は一体どういう経済状況の人たちを指すものなのか。 制度を考える機会の少ない普通のサラリーマン世帯の立場からすれば、え?そうなの?という内容も多いです。 例えば、充分な資産を持ってアーリーリタイアするとして。 資産の構成によっては、普通に暮らしつつも、社会保障は「低所得者として激安で!」ということが出来てしまうわけです。 住民税も医療も激安!みたいな感じでしょうか。 とはいえ、アーリーリタイアずるい!なにそれ!という話でもないのですね。 リタイア世帯全体に関係する話になるのでしょう。 アーリーではないリタイア世代の人達の生活を考えてみます。 次の3タイプの家庭の経済状況はどの程度違うのか。 A・・・年金だけでの生活 B・・・年金+金融資産2000万円での生活 C・・・年金+金融資産5億円での生活 Aの世帯は苦しいかもしれませんね。 Bの世帯は例の老後は2000万円資産があればという一般的な家庭の話になるのでしょうか。 Cの世帯は余裕ですね。もしかしたら資産は増え続けていくのでしょうか。 子供や孫への贈与や相続対策に必死になる人たちも居ることでしょう。 明らかに経済状況は異なるわけですが。 でもこれ、A~Cいずれの世帯も、今の制度では「低所得者として激安で!」となる可能性が高いのですね。 メガ大家含め、事業で生活を成している方々に対しては、ご苦労様ですとしか言いようが無いですが。 制度バグっていませんか?という気持ちになってしまいます。 国民健康保険や後期高齢者医療保険。 これも色々いびつです。 医療費は年齢に連れて嵩むのは自明の理ですが。 今のルールは年齢に連れて負担が減ります。 交通事故で毎年車両を修理している人の方が、車両保険安くなるようなものですね。 高額療養費のルールもあります。 入院や手術、高価な薬の負担は大きいですが、これらも保険医療適用となれば、自己負担は一気に軽減です。 助

アーリーリタイア e-Taxで遊んでみる

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遊んで・・・というのはちょっと正確では無いですね。 自分の今の収入は、給料+不動産+証券です。 アーリーリタイア後は不動産+証券になるのですが。 不動産は総合課税なので、健康保険や年金がどうのというのが少し気にかかっているわけです。 とはいえ、細かい計算もめんどくさいので、これまでざっくりでしか考えていなかったのですが。 そういえばe-Taxって、送信しない限りは試し放題遊び放題じゃないかと思い付いたのですね。 そんなわけで、今年の申告データから、がっつり給料を削除して。 iDeCoやら配偶者控除やら保険控除やらを再入力して。 試してみたら、こうなりました。 サラリーマン小規模大家は、実際この程度なのですね。 素晴らしい税制です。 控除積み上げの結果、所得税は免除。 住民税は自治体によるとのことですが、退職2年目以降は大した額にはならないのでしょう。 しかし実質の手取りは300万円弱。 不動産は減価償却が大きいので良いですね。 あとは不動産相場の安定が続いてくれれば言うことなしです。 小規模のまま低空飛行で過ごし、年金受給が見えてきたところで売却するのも悪くない気もしてきました。 今の見込み所得であれば、低所得者扱いになって、健康保険の支払額も随分少額になるのでしょうか。 年金はどうしようか悩みますが、まあこれは積立預金と思って支払っておくのも良いのでしょう。 随分気が楽になった気がします。 そういえばビットコインやらイーサリアムやらも、以前に少しだけ買って放置したままです。 これが仮に1億円に達していたとしたらどうなのか? 総合課税の雑所得。 税金えげつないというのはよく聞く話ですが、せっかくなので試してみました。 雑所得の項目を見ると、わざわざ暗号資産というのがありました。 景気よく収入1億円を入力してみます。 もし2021年に暗号資産1億円の追加収入があったとしたら? 納税額はこうなっていた様です。 累進課税所得税の税率上限は45%。 1億円の儲けは大儲けなのでしょうけど。 4300万円もの納税が必要となると、頭では分かっていたとしても、支払うタイミングでは相当に気が落ち込みそうです。 しかもこの金額では、クレジットカードポイントバック作戦も不可能なのでしょう。 税金高いと言いつつも、累進課税の税率経験は20%程度が精一杯です。 この先の人生で、一度くらいは4

徒然 健康に気を付けるとは?

健康に気を付けようというのはたまに聞く言葉ですが。 具体的にどんな行動が思い浮かぶものでしょう。 ・体を動かす。 ・体を鍛える。 ・充分な睡眠時間。 ・バランスの良い食生活。 ・定期的な健康診断。 なんとなく健康に気を付けている様子に見えますね。 自分もそこそこ気を付けていたつもりでした。 歩くのは好きですし。 自転車も好きですね。 ハーフマラソンを走っていたこともあります。 健康診断で指摘があればすぐドクターに相談です。 肥満とは無縁です。 お酒は15年以上吞んでいません。 煙草は吸いませんし、オフィスも禁煙です。 睡眠時間は多少不足気味でしたけど。 案外健康に気を付けている気分になっていましたが。 ある年の健康診断の指摘で、肺がんです。 突然です。 早期で手術出来たので、何とかセーフと信じています。 とはいえ確定したときの感想は、なんで?というのが近かったかもしれません。 健康に気を付けています! 当然何らか良い効果はあるのだと思えます。 しかし重病の回避という視点で言えば、どの程度の価値があるものなのか。 鍛え抜かれたアスリートでも罹患する方も居ます。 ヘビースモーカーでも元気で暮らしている方も居ます。 判断するのは難しそうです。 入院して手術して退院して、そして考えました。 身体を大切にするのは当然としても、それでも病気になるときはなるわけで。 もっと打てる手は無かったのかなと。 考えてみると、やはり検査です。 健康に気を付けています! まずここはスタートラインとして。 一般的な健康診断。 確かに役に立つのですが、もう一歩。 自分の場合、レントゲンで影があるとの指摘から発見に繋がりましたが、その1年前は指摘なしでした。 実際何もなかったのか、レントゲンでは見えない小さな病変が既にあったのか。 それはもう分かりませんけど。 指摘の後のCTスキャンで、レントゲンでは見えなかった他の小さな病変も見つかったのですね。 そして手術の際に同時に切除することになったのですが。 その病変も小さながんでした。 早期発見という視点で言えば、レントゲンよりはCTの方が優れていることが分かります。 そして早期発見出来るほどに治療方法の選択肢は増えて、切除する量も少なく済み、回復も早くなるのでしょう。 実際、レントゲンで見つかった病変は上葉全切除となりましたが、CTで見つかった小さな

アーリーリタイア 予習2カ月目

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 アーリーリタイアに向けての生活実験追跡です。 <方針> ・毎月の収支を記録していきます。 ・収入は投資からの収益です。不動産は家賃、証券は配当。 ・配当はポートフォリオ再構築中なので当面は0円予定。 ・支出は単純にその月で使った生活費です。 ・保険や税金は案分しません。発生月毎に集計します。 2月はこうでした。 支出が多いのは、寝室が寒いので内窓を付けてもらいました。約12万円。 この出費が無ければ夫婦二人で約12万円程度で暮らせているということになります。 外は寒いし、コロナ禍もあって出控え気味というのもありますが、生活費こんなに安上がりだったかなと、少々意外な気もするのですが。 引きこもり気味で何もせず、何もなくの平穏な月であれば、こんな程度なのかもしれません。 65歳あたりまで歳を取ると、こういう月が増えるのかなと思えてしまいました。 とはいえ、年間で言えば固定資産税、自動車維持費、保険等の出費も控えています。 暖かくなれば外へ出掛けたくもなるのでしょう。 年間通じて引きこもり生活が続くわけでもないですね。 2月は確定申告で納税しましたが、その分は支出に含めていません。 今年のインカムに対する納税は来年です。 今はまだサラリーマンですが、年末に投資からのインカムだけに対しての納税見込み額を計算して支出見込みとするつもりです。 家賃については、先月は滞納分が纏めて入っていただけで、今月の額が適正です。 そう見ればあまり余裕のある収支ではありません。 証券から年間100万円は得たい考えだったので、今のままでは低空飛行の決算になりそうです。 なんとか投資を進めていきたいところですが、さすがに買い出動しづらく感じており、手控え中です。 数か月後は落ち着いているのか、こんな呑気なことを考えている余裕も無くなっているのか。 先のことは分かりませんね。

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