家計簿振り返り 被服費は趣味?

たまに家計相談みたいな記事が目に入ることがあります。

なるほどと思うこともありますが、え?と思うこともあります。

特に世間とのギャップを感じるのが、被服費です。

服やらシーツやらタオルやら靴やら、その辺の諸々に使う費用ということでしょうか。


家計簿から過去10年ほどを集計してみると、こんな感じでした。




平均で23000円程度。

月間ではなく、年間です。


よくある家計相談だと、毎月の勘定で被服費と書かれている例が多いですね。

その額も数千円~数万円と幅があるわけですが。

仮に3000円で見たとしても、年で言えば36000円です。

比べると、うちは随分安上がりなんだなと、ちょっと妙な気持ちになってしまいます。


確かに夫婦共にファッション大好き!という風ではありません。

それでもそれなり普通の服を着て暮らしているつもりなのですが。

そもそも購入頻度自体がそれほど高くないのですね。

服も靴も鞄もタオルもシーツも、一度買えばそれなり長持ちする様に思えます。

今年の流行であるとか、そういうのにもう一つ興味が無いというのはあります。

一周まわって偶然流行に乗っていたりということもあるわけですけど。


とはいえ色々な服やら靴やら鞄やらを欲しいという感覚は分かる気もします。

いわゆるお洒落さんですね。


考えてみれば、うちの家計簿も趣味や雑費の項目で見れば、大概な金額でした。

こちらは趣味や雑費の支出です。


趣味遊び付き合いは、そのまんまですね。

うちの場合は自動車維持費もここに含めてしまっています。

無ければ無いで済むものです。

その他支出は雑費です。

家電買い替えやら家のプチリフォームやら洗剤やらキッチンペーパーやらトイレットペーパーやら。そういったものを全てまとめて集計しています。

そして被服もこの中の一部です。

2021年が何故かプラスになっているのは、住宅ローンの保証金が戻ってきたためです。


趣味や遊びで年平均84万円。月で言えば70000円。

その他支出で年平均36万円。月で言えば30000円。

合わせて月に10万円。

書いていて、意外に大きな金額だなと思うわけですが。


月10万円をやりくりして、趣味も遊びも被服も家電も消耗品も賄うのだとして見れば。

ファッションが趣味です!というのであれば、被服費に月数万円消費するのも、あながちおかしな話では無いのでしょう。

もっと言えば、外食が趣味という人であれば、食費は高くなるものでしょう。

なんとなく納得出来てしまいました。


そう考えると。


他人の例の一カ所だけを見て、なるほどと思ったり、え?なんで?と思ったり。

これは何だかものすごくおかしな話なのだなと、今更ながら思いました。

食費は平均〇〇円、被服は平均〇〇円。

確かにそういう情報も参考にはなるのでしょうけれど。

他への出費をきっちり抑えて、趣味にがっつり没頭していたりなんて。

そういう一点豪華主義、メリハリがあって楽しくて良いんじゃないかと思ってしまいます。


とはいえ。


外食もお洒落も好き!最新家電も好き!他にもお金のかかる趣味もあります!

これはこれで楽しそうなのですが。

庶民にはなかなか取れないバランスということになるのでしょう。


何かにのめり込むのであれば、何かをきっちり割り切ってバランスを取る。

それが庶民らしい生活ということなのかもしれません。


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