アーリーリタイア 規模拡大を続けるには?
アーリーリタイアの計画中です。
青写真を描きつつ、ポートフォリオを再構築していこうという段階です。
気になるのは、やはりサラリーマン退職後の収支です。
サラリーマンはストレスもあって嫌ですが、それでも変な安心感はあります。
理由はシンプルで、安定ペースの収入により資産が膨らんでいくからです。
アーリーリタイアの計画は、各所にある程度のバッファを持っています。
数字はタイトにせず、なるべく各所をルーズにしてマージンを持たせています。
とはいえ基本的には低空飛行の計画です。
計画上は資産を増やすことは考えておらず、増えたらラッキーという扱いです。
これが不安の一因と思えます。
では一層の安心感を得るためには?
ある程度の資産規模拡大までを見込んだプランを考えてみてはどうか、となります。
以前に立てたプランの問題点です。
生活費300万円に対して、投資からのインカム300万円の計画でした。
保守的に見ているので上振れの可能性はそれなりにありますが、計画上はカツカツです。
しかも退職後は年金や保険の支払いが追加されます。
これを60歳まではバッファ取り崩しで個人年金まで凌ぐプランです。
50代は比較的頭も体も元気であろう最後の10年かもしれません。
ここで減りゆくバッファを気にしつつ暮らすのはストレスかもしれません。
ではどうするか。
インカム+150万円上乗せを考えます。
とはいえ高利回りで、それなりの安定感も欲しいとなると、自分には不動産しか思い付きません。
保守的に税引後5.0%で見るとするなら、空室見込めば実利7%程度で3000万円。
中古区分なら3戸で行けるのかどうか。高いですね。
インカム狙いで割り切り、1年目~3年目で順次追加購入として・・・。
こうでしょうか。
リタイア後のインカム450万円計画になります。
新たなプランでは保守的な見積もりでもバッファは増え続けます。
退職金も、投資の上振れも、個人年金や老齢年金も、全て余剰金扱いになります。
最悪無くなっても成り立ちます。
安心感が増した様に思えます。
問題は働く期間と、ちょっと無理目の投資ペースです。
前回のバッファ取り崩しプランでは、あと1年半働けば成り立つ計算でした。
このプランでは3年働く必要があります。
加えて証券用のバッファ1000万円と、その他予備費の500万円を追加投資でギリギリです。
50代は比較的頭も体も元気であろう最後の10年と言いつつ、サラリーマン生活に余計に時間を費やします。
さらには先のバッファが欲しいと言いつつ、今のバッファは投資に回さないと成り立ちません。
不安とインカムはどこでバランスが取れるのか。
お金の魔力じゃないですが、考えすぎなプランかもしれません。
ジレンマです。
色々な課題はありそうです。
とはいえ、アーリーリタイアに届く前提でのプランの良し悪しの検討です。
3戸も増やさずとも、途中2戸で割り切る手もあるのでしょう。
利回りを少し割り切って証券で積み上げる手もあるのでしょう。
都合の良い利回りの出物があるのか怪しい市況ですし、JREITに振っていった方が近いのかもしれません。
こういう計画を立てる時間は楽しいですね。
もう少し楽しみつつ悩みます。