アーリーリタイア マンション買えない問題
投資用区分所有のマンションを購入出来ません。
これならばという物件があれば問い合わせるのですが、競争が激しい様子です。
既に申し込みが入っておりましては聞き飽きました。
今回問い合わせた物件は既に4件の申し込みが入っていますと言われてしまいました。
では自分もと言うのは言えますが、仲良く先着5名様まで購入出来るものでもないですし、諦めるしかないのでしょう。
思えば去年も何とか1部屋増やせたのですが、これもほぼ偶然でした。
掲載物件に問い合わせ、週末待ち合わせて見に行くと、部屋は見られますが既に申し込みが入ってしまいまして・・・と、ニコニコ営業スマイルです。
道中にでも連絡をもらえたら無駄足使わずに済んだのにと、ひきつりスマイルで応戦したところ、情報サイトに掲載前の別の部屋を紹介していただけ、手のひら返して上機嫌で購入出来たわけです。
以前は不動産投資に興味ございますかと営業電話攻撃がありました。
今は真逆で売却のご予定はごさいませんかの営業電話攻撃です。
そんな電話にもなるべく丁寧に応対です。
まだ増やしたいので良い物件があればぜひご紹介いただければと伝えます。
これでご縁があればと期待していると、後日同じ会社から電話です。
お!と思って電話を取ると、同じ会社の別の方から売却のご予定は?と来るのですね。
ああ、社内で共有されていないなと少しがっかりしますが。
そんな電話にもなるべく丁寧に応対です。
まだ増やしたいので良い物件があればぜひご紹介いただければと伝えます。
・・・既に5回はループしている気がします。
とはいえ、そろそろ疲れてきました。
現物不動産の利回りも、JREITに対しての優位性が微妙に薄れてきた感もあります。
入居が続けばまだ有利でしょうが、仮に長期の空室が発生したらを考えると、既にトントンのレベルでしょうか。
少し冷静に各々のメリットを考えてみるタイミングなのかもしれません。
利回り面がトントンとなれば、気になるのは利回り以外の面です。
適当に思いつくことをメモとして残してみます。
<取り回し>
もうこれはJREITの圧勝でしょう。
取引はネットで完結しますし、1単位も現物と比べれば圧倒的に安いですし、売買しやすいですね。
必要であれば信用取引でレバレッジも行けますね。
<インフレ耐性>
現物不動産は現金購入であれば金利問題がありません。
JREITは法人として基本は借入していますし、金利の影響は多少なりある様にも思えます。
そう考えれば現物有利かと考えてしまいますが、JREITは好立地大規模物件が多いとなれば、これも実は大差無いのかもしれません。
<税制>
現物不動産は総合課税、JREITは分離課税ですね。
サラリーマン小規模大家であれば税額自体は大差無いのでしょうが、アーリーリタイア後の収益源として見た場合、JREITの方が有利な面が色々と出てくるように思えます。
分離課税でどれだけ配当が得られようとも、社会保障の負担額を決めるのは総合課税の側です。
現物不動産で稼ぐ限り、年金や健康保険の支払いについては、ある程度の金額を納めざるを得ない様には思えます。
<JREITの最大の問題>
色々お手軽すぎて価格変動が激しいことでしょうか。
価格は見ない!分配金だけを見つめ続けます!と一途に割り切れるのであれば良いのでしょうが、なかなかそこまで割り切れないのが痛いところです。
結局、目先の価格変動さえ割り切れるのであれば、JREITで良いのかなという状況になりつつあるのかもしれません。
価格変動を均すには地道な累投が手堅いのでしょうが、あまり時間もかけたくない気持ちもあり、バランスが難しいところです。
やはり投資は時間ですね。
リタイアしたいからポートフォリオを組みましょう!で、目標利回りだけ設定して、いきなり大金投じて完成!というものでもないのでしょう。
助走期間が充分にあってこそ、安心してアーリーリタイア出来るということなのでしょう。