徒然 トノサマガエルゆでガエル
ちょっと興味を持った保険商品があって。
HPの説明ではピンとこない部分があったのでお問い合わせフォームから質問しました。
すると質問に対する回答はないままに資料が届いたのですね。
早速資料を拝見したのですがピンとこない部分は解決出来ませんでした。
では電話をして聞いてみるかと見てみると。
受付時間:平日10:00~16:00
こんなことが書かれていたわけで。
平日ですから月曜日から金曜日のことなのでしょう。
アーリーリタイアを目指しているとはいえ、今はまだサラリーマン生活継続中です。
時差勤務をどう駆使してもこの時間帯を空けるのは不可能です。
結局は限られた短いお昼休みで電話をして、そこで疑問が解決するのかどうかという問題になるのでしょうか。
その場で直ちに解決すれば良いのですが。
経験上何となくどうなるのかは想像出来てしまいます。
お昼休みになったら食事を急いで終わらせて、そして電話して、下手したら無人応答で延々説明聞くだけで軽く数分経過して、そしてやっと繋がったと思ったらお問い合わせフォームに書いた質問を再度1から説明し直して、そしてすぐ答えてもらえれば良いのでしょうがおそらくそうもいかずにもやもやと時間は過ぎるも解決せず、そして先方の担当の方も調べたのちに再度ご連絡致しますとかなって、なんだかめんどくさい空気になっちゃったなとか感じつつもご都合の良いお時間は?となって、また後日に時間を空けて待つ羽目になって、やはりお昼休みだけじゃ無理だったかとか思いつつ急いだ食事のためにお腹痛くなって、いかんトイレ行っておこうとトイレへ急いでそして戻った頃にはお昼休みは終わってしまい、なんだか慌ただしかったけど何一つ進展なかったってことだよなとか思い返しつつまた午後からは真面目なサラリーマン。
経験上何となくこうなるんじゃないかと思えるのですね。
トノサマ商売すぎやしないかとまでは言いたくはありません。
しかし対象となる顧客層はどういう層なのか。
この時間が空いている層とは到底思えません。
商売であれば主要顧客層の立場を考えてほしいところです。
そしてせっかくのお問い合わせフォーム。
お互いの時間調整不要で文章でやりとりが出来る良い仕組みですが、一切有効活用されていないわけです。
せっかくの仕組みを導入したのであれば、まず最大限活用するべきと思えます。
よくある質問としてFAQを充実させていけば長くで見れば問い合わせも減っていくことでしょう。
次の商品開発時に顧客の気にするポイントとして持ち上げれば新たな商機も見いだせるかもしれません。
生産性がどうのという話を見聞きすることがあります。
日本の生産性は存外に低いのだとか。
生産性はインプットに対するアウトプットの効率なのだそうです。
投資に対する効率、時間に対する効率、付加価値の大きさ。
効率よく稼げれば生産性は高く、そうでなければ低いということになるのでしょう。
そして件の保険のやりとり。
昔からこんなものかと思えるわけですが。
整ったお問い合わせフォーム、電話サポートの整備、その要員の配置。
歯車は多いですが噛み合って回っていませんね。
これでは結局効率は昔と変わらぬままでしょう。
もしくは多くの歯車を用意する手間の分だけ非効率かもしれません。
配置された歯車の位置がほんの少しだけ調整されて噛み合って回りさえすれば。
ただそれだけのことだけで効率は上げられるとも思えるわけですが。
当然電話でこんなことを言うつもりはありませんし。
時間を空けて、問い合わせをして、後日また時間を空けて、回答をいただいて。
再度きっちり検討してから契約するかどうかを決めることになるのでしょう。