徒然 登記情報ダダ漏れ問題

不動産投資をしています。
すると物件を売ってくれというDMが届きます。
不動産投資あるあるの中の1つなのでしょう。

最初は取引に関わった中の誰かから情報が洩れているのかと少々疑心暗鬼になっていたのですが。
事実はもっと単純でした。

実は不動産の登記情報は誰でも閲覧し放題です。

登記情報として色々な情報が載っています。
所有者は誰であるとか、抵当がどうであるとか、状況によってはいくらで売買したとか。
あまり大っぴらにしたくない個人情報そのもののはずですが、一切保護されていません。
登記情報は広く知らしめるのが目的だからと書かれている記事もあるわけですが。
そんなもん売買する際の関係者だけが取得出来れば充分じゃないの?もう少し保護されていても良いのでは?と思えてしまいます。



以下、不愉快な経験をした思い出です。
DMだけならまだ我慢という手もありますが。
一度我慢ならない状況がありました。

おそらく不動産バイヤーなのでしょう。
突然自宅に押しかけて来たのですね。
当然アポなどはありません。
登記情報から住所を確認したのでしょうか。
用件は物件を売却してほしいとのことです。
売る予定は無いと断りますが、延々とインターフォン前に居座ります。
そしてそれなりの大声で、話くらい聞いてくれとか、いくらなら売るんですかとか、近所に聞かれると嫌だなと思える程度には質の悪い言動が続きます。
さすがにうんざりして国家権力に登場願うかと思ったところで捨て台詞を残して去っていきました。


丁度その頃自宅を引っ越す準備をしていました。
これ幸いで登記簿の住所は更新しないでおこう。
そうすれば無礼な連中が来る確率も減るだろう。
そう考えてやれやれ気分で居たわけですが。

2021年あたりで登記情報の所有者住所更新を義務化する改正法が通った様です。
数世代放置されてとんでもないことになっているという問題も聞きます。
その辺りの対策の一環なのでしょう。
検索すると2026年あたりまでで改正法施行~義務化の流れなのでしょうか。
そんなわけで残念ながら全ての物件の所有者住所は現住所に更新しました。


無遠慮な連中が登記情報に勝手にアクセス。
何だかうんざりしてしまう状況なわけですが。
投資用マンションに限った問題ではありません。
分譲マンションでも戸建てでも土地でも。
登記情報はフルオープンです。

もしかしたらどこぞの一等地の登記情報は虎視眈々とモニタリングされていて。
相続があればこれ幸いと無礼な連中が押し掛けてくるのかもしれません。


何らか必要に迫られてのルールなのかもしれませんけれど。
個人情報保護。
もう少し何とかしてほしいものですね。

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