徒然 IPOこれは幸運?
IPOの申し込みで奥さんが謎の幸運を発揮しています。
補欠当選3連発です。
しかし補欠当選から繰り上がれるものなのか。
過去20年近くのIPOチャレンジ。
振り返ってみてもそういう記憶はありません。
補欠当選は確定まで資金が拘束されるのですね。
次のスケジュールまで空いていたから良いですが、詰まっていたらお金の移動で面倒なことになるところでした。
相場は全体としてふわふわした雰囲気です。
加えてIPOの値付けがおかしい云々との横やりもあり、年内には何らかルールが改正される流れなのでしょうか。
IPOの値付けがおかしいとは何なのか。
検索してみれば、値付けが安すぎてIPOで資金調達しようとする企業が損をしている!けしからん!という話の様です。
しかし長年IPO投資に取り組んできた立場から見れば、そこまで割安なのかというのが正直な気持ちです。
確かに人気化する銘柄もありますが、ぶっちゃけ新規上場のお祭り相場というだけです。
その後人気が続くのかと言えば疑問です。
人気化しない銘柄はどうなるのか?
公募より微妙に浮いて何とかセーフという程度であったり、下手をすれば公募割れの残念賞のまま沈んでいく銘柄だってあるわけです。
もしかして初値騰落率の平均値あたりを見て、これは割安すぎる!けしからん!とか言っているんじゃなかろうかと勘繰ってしまうわけですが。
IPO1年後の価格みたいなデータがないものかと検索してみたら・・・
こちらはメジャーなサイトですが、ありました。
各年のIPO初値と現在株価がずらっと見られます。
初値は確かにお祭りですが、現在株価で見ての勝率は泣けるの一言です。
要はIPOは長く持っては損をする可能性が高い。
つまりは初値はご祝儀相場のお祭りの値付けであって、市場から見ての適正株価はさらに下とも言えるのかもしれません。
なににせよ。
今年がお気楽IPOのラストイヤー?
それとも。
既に終わっているのかもしれません。
今後IPOの冷え込みを見ることになるのかもと思うと少し残念なわけですが。
楽しかった過去のIPO当選履歴。
それらをyahoo financeのチャートと共に振り返りつつメモを閉じたいと思います。
<過去IPO利益トップ3>
2013年 リプロセル(4978)
初値売り利益+146万円
2013年 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)
初値売り利益+415000円
2020年 オンデック(7360)
初値売り利益+365000円
IPOの値付け・・・安すぎなのですかね。
これらの例だけで云々言いたくはないですが。
もっとBBが高ければ業績も上がったはずだ!という話なのでしょうか。
自分にはさっぱり理解出来ませんけれど。
長らくIPOで利益を得ることは出来ました。
きっと幸運だったということなのでしょう。