割り切りFIREは実はEASY?

サイドFIREを知ったのは去年です。

知った時の第一印象は「は?」でした。

バイト等で稼ぎながらのFIRE生活。

それって単に割の悪い転職なのでは?

当初はそんな風に考えていたのですが。

それなりの資産をバックボーンに収入は割り切って高ストレスの労働環境から緩く働ける職場へという視点で見ればアリかもなと考えを改めました。


サイドFIREは割り切り次第?

サイドFIREは割り切ったFIRE。

そんな解説を見かけたこともあるわけですが。

どこまで割り切れるのかは人それぞれでしょう。

自分の場合は生活コストが肥大化しています。

あれもこれも欲しいですし妙な我慢も勘弁です。

今更節約チャレンジ家計にシフトするのは容易ではなさそうです。


しかしふと思います。

極限の節約家計にシフト出来る人であれば?

欲は小さく割り切りは大胆に!

それが出来る性格であればFIREのハードルは実際どの程度なのか。


資産推移グラフを作ってみる

雑にグラフを作ってみます。

自分ならこの辺が下限かな?という計画。

毎月の生活費は8万円としてみます。

激安賃貸に入居出来れば何とかなる?

資産運用は楽観的に5%安定運用継続として。

こうなりました。



仮に安定5%運用が可能であれば?

20歳で1800万円。

30歳で1714万円。

40歳で1585万円。

50歳で1375万円。

各年齢でこれだけの資産があれば月8万円生活は成り立ってしまう計算です。

つまりこれは低空飛行ながら完全FIREです。

とはいえ資産は76歳で枯渇します。

老後だけはお国の制度に頼って余生を過ごすことになるのかもしれません。


サイドFIREなら安心!?

8万円では不足?

運用リスクを甘く見ている?

サイドFIREは多少の労働を織り交ぜるわけで。

若い間はバイトで月10万円を稼ぐことだって出来そうです。

そう見れば責任とストレスが軽減された労働で月18万円生活です。

これであれば資産運用からの毎月の8万円が多少振れてもセーフでしょうか。

カツカツ完全FIREよりもゆったりサイドFIREを!

案外と成り立ちそうな数字に見えてしまいます。


低資産型サイドFIREの持続可能性は?

せっかくなのでたまに見かける低資産型FIREも少し計算してみます。

持続可能性はどの程度なのか。

サイドFIREでどれだけ稼ぐ必要があるのか。


・・・とグラフを作ろうとして我に返りました。

月8万円生活で成り立つのなら月8万円バイトで稼ぎ続ければ良いですね。

何故ってサイドFIREなのですから。

要は元気に働き続けられる間は持続可能!

持続可能性という面においてはサラリーマンと似たようなものなのかもしれません。


サイドFIREには資産は要らない!?

月8万円生活で成り立つのなら月8万円バイトで稼ぐ。

つまり資産0円でいきなりサイドFIREも実は可能ということでしょう。

言葉に拘ることはありません。

低資産型サイドFIRE≒フリーター生活ということで概ね間違いではなさそうです。


さらには数年分の生活費を保険的に持ちたい!

であれば年100万円×3年で300万円程度もあれば安心感アップ?

そう見れば話題になった400万円FIREや1000万円FIREは保険としては充分?

取り立ててタイト過ぎる計画とも言えないのかもしれません。


低資産型サイドFIREでも資産は増える!!

そんな資産額じゃ無理!無謀!

低資産型サイドFIREには外野からのそんな声も多いのでしょうか。

しかし冷静に考えてみればどうでしょう。

割り切り低コスト生活が出来ているとして。

生活費はバイトで賄えているのだとすれば?


サイドFIRE開始時に確保していた手持ち資産は単なる保険です。

手持ち資産には手を付けずに暮らし続けているのであれば相場に合わせて資産額もあれよあれよと急上昇!となっているものと思われます。

え?

どうして資産増えているの?

無理だ無謀だと思っていたのに何故?

何故ならば手持ち資産は単なる保険。

資産に一切手を付けずともバイトで生活は成り立つわけで。

こんな風景も考えてみれば当然のことなのかもしれません。


そんなわけで。


これは毒ですね。

心が弱ったときにこんな妄想をしてしまってはうっかりFIREしてしまうかもしれません。

リスクはインフレと安定運用と健康くらい?

あとは割り切り生活への耐力が未来永劫続くかどうかでしょうか。


自分は肥大化ぼってりFIRE計画を推進中の立場なわけですが。

バイト前提&生活割り切り前提のFIREを無責任に考察してみました。

本当に割り切れる人であればこういった選択肢も有りなのかもしれないですね。


視点を戻してみれば?

FIREの金銭的なハードルなんぞ実はほぼ存在しないということなのかもしれません。

ハードルと思えているのは自分自身の欲に付いたプライスタグ。

欲が大きければ何億円も必要と思えてしまうわけですし。

大胆に割り切れるのなら即決行でも良いわけです。

自分は今更欲を割り切れませんけど。


この記事を見て「あれ?FIRE出来るんじゃね?」と思ってサイドFIREに突っ走って行き詰っても当然ながらそこは自己判断の自己責任です。

無責任な落書き記事ということで皆様よろしくお願いします。


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