アーリーリタイア 楽な仕事を考える
サイドFIREというのでしょうか。
多少は働いて稼ぎつつのFIRE。
経済的自立という言葉と相反する様な気もしますが、今ほどガツガツ稼がずとも、楽な仕事でほどほどに稼げるのであれば、意外に魅力的かもしれません。
実際どうなのかと、求人情報を見たりもしています。
50歳過ぎのおっさんがこんな検索しているのはどうなのかと多少後ろめたさを感じつつ、正直な思いとして「手取り200万円 楽な仕事」でgoogleさんに問い合わせ。
平均年収.jpというサイトにそれらしい記事。
ふむ、と見てみると・・・
1位・・・資産家
2位・・・トレーダー
3位・・・天下り職員
4位・・・youtuber
5位・・・アフィリエイター
そっとサイトを閉じました。
3位は知りませんが、他で200万稼ぐのは大概なハードルな気がしますね。
そもそも楽な仕事という時点で間違っている気もします。
仕事に苦労が多いからこそ、FIREという考え方が1つのライフスタイルとして注目されているのでしょうし。
どこかにはあるのかもしれませんが、知る人ぞ知るであったり、枠の空かない狭き門だったりするのでしょう。
仕事には色々なストレスがありますが、少し冷静に考えてみます。
人間関係のストレスやスケジュールのプレッシャーは確かに大きいです。
ただ、この2つはどんな仕事に就いたとしても逃れられない様にも思えます。
就労する時点で、誰かに対して何らかの責任が発生するでしょう。
安定収入を得たいのであれば、人間関係や勤務時間、納期といったものと無縁で居られる職業を想像出来ません。
そう考えると、他の課題の上位としては拘束時間でしょうか。
例えば今の仕事のままで、勤務時間三分の一、年収も三分の一といったオプションがあるのであればどうなのか。
実際には無理なのでしょうが、ラフに計算したとして、例えば週2日働くことで手取り200万円近くを得られるオプションがあったとすれば、意外に魅力的に思えます。
年功序列のシステムは崩壊したとは言え、サラリーマン30年生ともなれば、時給換算すれば意外に恵まれた立ち位置に居ることを再認識します。
その立ち位置を捨て、そこから再就職するとなれば?
単なる50歳過ぎの体の弱ったおっさんです。
半端な取り組みでは今と同レベルの時給を得られる可能性は0に近いでしょう。
楽な仕事として拘束時間や時給を割り引いて探すのであれば、結局は割の悪い形での転職を選択しているのと同じかもしれません。
同レベルの時給を得ようとするなら、それは本気の転職です。リタイアでは無いのでしょう。
楽な仕事は意外に難しそうです。
仮にサイドFIRE前提で、多少なり稼ぎつつ5年なり10年なりを過ごすとしたら?
事前にそういった計画になるのであれば、今の仕事を継続し、不足しそうな分を先に稼いだ方が時間効率は良さそうです。
やはり狙うなら、自分は完全リタイアです。
リタイア後、自身の就労に対して安定インカムを期待するのは非効率と思えます。
新たな仕事に取り組み、職に対する興味自体を満足させてくれるのであれば、それはそれでアリかもしれませんが・・・。
その場合のインカムはおまけですね。
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追記。