家計簿20年振り返り 住居費
過去20年の住居費です。
まずはグラフになります。
月平均にしています。
青が実績で左の軸、オレンジは給料収入に占める割合で右の軸になります。
全期通じてで2400万円と少し、平均は92000円でした。
グラフの右で大きく上下しているのは、自宅購入で一時期ローンと家賃支払いが被っていたためです。
今後はもう少し低い値で推移していくことになる見通しです。
あと、うちの家計簿では家賃に加え、光熱費や通信費も含めて集計しています。
家賃面では相当恵まれていたと思っています。
20代はデータありませんが、実家から通勤していました。
家にお金も入れましたが家賃と言えるほどの額ではありませんでした。
その後転職を機に一人暮らし、さらにその後結婚や再度の転職を経験していますが、ほとんどの期間は借上社宅として結構な補助がありました。
さらには住宅購入後に肺がん罹患で、ローン免除になってしまいました。
なので、経験としてどうしたら節約出来るのか?みたいなことは一切書けません。
少しだけ思うことを書くとすれば、仮に独身で、実家から通える職場に勤めており、実家に不満がなく、実家も許してくれるのであれば、甘えてしまっては?ですね。
一人暮らしをせざるを得ない環境の場合は仕方ないのでしょうが、仮に一人暮らしする理由が背伸びでしかないのであれば、そこは幸運だったと割り切って、20代は実家暮らしで蓄財に励む!くらいでも良い気がします。
サラリーマン人生が20歳~60歳で40年しか無いと見れば、蓄財のチャンスを失うのは痛すぎます。
種銭が無いと投資もままならないですしね。
あと家を考える際に課題になるのが、そこで継続して暮らせるかです。
総合職で普通の企業に就職する場合、どうしても転勤を想定する必要があると思えます。
そういう弱い立場を考えると、家は買うべきか借りるべきかというのも世間では難しい問題の様です。
自分自身、過去20年で何度も家を買おうと考えたタイミングはありました。
結局は踏み切る前に転職したり辞令が出たりで、買うタイミングの無いまま時間だけ過ぎてしまいました。
就職した会社が用意してくれた社宅で暮らし、転勤辞令で転勤し、その土地でそれなりの物件を借り上げてもらって・・・という状況ですね。
結果的に賃貸生活が数十年です。
その上で社宅期限が見えてきたから家を買うか程度ですので、残念ながら節約視点で書けることは一切ありません。
ただデータ上、補助が出ていたとは言え支払った家賃は分かります。
28歳から51歳での家賃での支払いは合計1470万円です。
月平均だと53000円。家賃としては安いですが累計で言えば結構な金額でした。
補助が無い場合は、さらに大きな金額になるのでしょう。
自分は投資用の不動産も持っています。
投資用という視点から見るのであれば、貸しても価値がある物件をとっとと買って、辞令が出たらスパっと割り切って家族揃って引っ越して、そこでさらに新しい物件を・・・というのも可能性としてはアリなのかな?と思えてしまいました。
しかし貸しても価値があるというのが案外難しいんですよね。
家を買うぞ!と夢を持って買う人は多いのでしょうが、そこに投じる金額と、賃貸に出した際に得られるであろう家賃で利回りを出してみると愕然とします。投資不適格物件だらけ、となるはずです。
生涯で見れば出費として大きな部分を占める項目なので、上手い立ち回りを考えたいところですが・・・
家族の同意も必要でしょうし、ここまでガツガツと投資視点で突っ張り抜くのも難しいところかもしれません。
とはいえ、今は自宅が残債0なんですよね。
担保として価値が出ている状態です。
収益化考えたいです。