徒然 富の一極集中と格差拡大
世界人口の数パーセントの人たちに、富が一極集中している的な記事を見ました。
そして、コロナ以降で格差拡大に拍車がかかったみたいな話も。
でも、何故格差が広がっているのか気になりますね。少し考えてみます。
まずは富と言っても、ざっくりすぎて何を集計しての話なのかが分かりません。
なので、ここは少し乱暴に株式の比率が意外に高いと仮定して、コロナ前後の株式の指標やら株価やらを見てみます。
S&P500・・・3000が4000超へ。
ダウ平均・・・25000が30000超へ。
日本もそれなり上がっていて、日経平均・・・23000が28000超へ。
個別は有名どころを適当にですが。
amazon・・・1800ドルが大体3500ドルへ。
google・・・1400ドルが大体2800ドルへ。
tesla・・・笑えますね。150ドル前後から今や1000ドル超へ。
コロナ以降で結構な盛り上がりですね。
株式は企業の持ち分そのものです。
新興の企業だと、元々の起業家が多く持っているケースは多いのでしょう。
そして株価は企業の価値を反映すると言います。
何故株価が上がるの?で言えば、もっと価値があるはずだ!と、高値を買ってくれる人が増えたからでしょう。
高値を買って格差拡大に一役買っている人は一体誰なのか。
一極集中だ!格差拡大だ!
確かにそうなのですが、富=株式という範囲で言う格差拡大というのは、あいつら株持ってたから儲かったらしい!格差拡大だ!って程度のことと思えました。
そして、これも話題になることはありますが、格差拡大=けしからんことなのか、ですね。
自分にはそうは思えないです。
株式市場は別に超高難易度株式投資資格乙種必須!みたいなややこしい世界ではなく、誰にでもオープンな世界です。
起業にしても、ハードルは高いとしても、超絶難関起業家試験丙種通過必須!みたいな世界でも無いでしょう。
コロナ以前から株式に投資していたら・・・とか。
もしくはリスクを取って起業していたら・・・とか。
振り返って悔やむとしたら、その辺りではないかと思えてしまいます。
Jeff Bezos office in 1999.
このワードで検索すると、世界トップ級の大富豪の20年前の姿が垣間見られます。
時代に先んじて起業して、信じて20年チャレンジし続けて、昇りつめたという話なのでしょう。
けしからんとは一切思えませんし、尊敬してしまいます。
自分はコロナショックで証券ほとんど投げて大相場置いてきぼりでしたし。
20年前は家計簿付けないと!のレベルでしたし。
起業しようと試みたことも無いですし。
数字だけを見れば、まさしく格差拡大だ!なのですが、明らかに自分の問題ですね。
仮に何か言えることがあるとしたら?
すごい!儲かってますね!ちょっと奢ってくださいよ!くらいでしょうか。
でも大富豪の知り合いなんて居ないですね。
残念です。