徒然 バブル世代?

どうやら自分はバブル世代という括りの様です。

以下、google検索結果の引用。

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バブル世代(1956-1970年生まれ)48-62歳/2018年新しいものが好きで、豊かで快適な生活を求める世代。 中2の時に大阪万博が開催された1956年生まれから、同じく中2の時に日経平均株価が初めて10,000円の大台を突破した1970年生まれ迄の15歳の年齢幅、人口2,433万人(2016年時点)の世代。

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1969年生まれなので、確かにギリギリ入っている様です。

新しいもの好き・・・まあそうですね。

豊かで快適な生活を求める・・・まあそうですね。


さらに検索すると・・・

ブランド志向でお金の使い方が派手・・・そうだったのか。

劣等感を持ちやすい・・・そうかもしれません。

甘えている、忍耐力がない・・・そうなのでしょうか。

うらやましい・・・そうですか。


結局リアルを知っているのは自分自身のことだけです。

同世代でも他の世代でも、他人のことは分かりません。


それでも、〇〇世代で括られると、ああそうなんだとか、え?そうなのとか、色々考えてしまうことはあります。

自分自身はどうだったのか。少し振り返ってメモに残します。

バブル世代に属した1名のリアルです。


実家

普通のサラリーマン世帯でした。

父が主戦力で母がパートタイマー。

実家の経済面は、バブルの恩恵特に無し。ニュースで見聞きした程度ですね。

父の引退時の銀行口座は空っぽでしたし、住宅ローンも残っていました。

当然相続財産なんていう夢のあるものはありません。


進学

2年制の専門学校卒です。

学費は親の支援+親ローン+バイト。200万円ほどを就職後に返済。

大学を受験しようと考えたことすら無かったです。

あれ?あかん感じだったのか?と気になって調べました。

当時の大学への進学率は年次統計というサイトで21.4%と出てきました。

5人に1人ですね。自分は80%の多数派だった様で、ほっとしました。

確かに当時大学へ行く=優秀、インテリというイメージはありました。


就労環境や給料

就職は確かに苦労しませんでした。

高校卒業前に、近所のカーディーラーから、もし良ければお話だけでもと勧誘電話がかかってきて、びっくりしたのは覚えています。

苦労が無かったとは言え、就職したのは非上場の中小企業です。

大企業への就職は考えたことすらありませんが、おそらく大企業への就職は大卒必須だったのかなというのは想像出来ます。

就職初年度の手取りは記録によると217万円。

明細残っていませんが、2割嵩上げで見るなら年収260万円あたりでしょうか。

週休2日ではなく、隔週で土曜日も営業日です。

当時ブラック企業という言葉はありませんでしたが、残業当たり前の職場でした。

2~3時間くらいは当然で、下手をすると夜中までとか、朝までとか。

それでも手当は出ていたので、2年目は手取り332万円。2割嵩上げで見て年収400万円弱でしょうか。

当時景気がどうのは分かりませんでしたが、年収は5年目で天井を打った後は急降下して、7年目には2年目の手取りを下回りました。

その後転職するも、振り返って結果だけを見れば失敗だったと思えます。


せっかくなので手取り推移貼ってみます。

1998年以降は家賃半額分が振込前に引かれていたので実際はもう少し上がります。

とはいえ、どちらにせよ高給取りでは無いですね。



転職

20代後半と30代前半で経験。

前者は自主的なもの、後者は勤務先の倒産です。

何社か受けて、受かったところに滑り込む感じですね。

20代後半の転職は自分で会社を探して電話して受けました。そういう時代です。

数社受けて採用となったので、それほどストレスは無かったです。

30代ではエージェントに頼りましたが、不採用続きで凹みました。

とはいえ10社程度ですが。

採用となっても、待遇面で相当苦しい会社もあったので数社見送りもしつつで悩みました。

入った会社は全て非上場の中小企業です。残業ラッシュも同じくです。


預金金利

ただただ下り続けた印象しか残っていません。

20代の途中、少し定期預金を作ろうと預けましたが、1年違えば軽く0.5%は下がっていました。

途中からは、これは意味無いなと思えて、見るのも預けるのも止めました。


その他投資環境

20代ではそういうことを考えるきっかけすらありませんでした。

そもそも情報が入ってきませんし、仮に気になったとしても、どう調べたら良いのかすら分からなかったと思えます。


情報インフラ

今の時代からは想像しづらいですが、90年代は情報収集手段や連絡手段がとにかく限られていました。

携帯電話もインターネットも社内LANも無しです。

情報はテレビと新聞と同僚や友人からの口コミですね。

社内LANや携帯電話は90年代中盤あたりから、インターネットは90年代後半からだったと記憶しています。

インターネットも初期の頃は速度も遅く、使い方はポータルサイトに登録されているサイトの情報を見るのが一般的でした。

なので、新聞の延長的な印象です。

電子メールが使えるようになった際には、きちんと届くのか不安に思えて、同内容をFAXで送って、送った旨を電話で伝えるという笑い話みたいなこともありました。


気になったことはすぐ調べられる、通販も出来る、確かに便利だなと思えてくるのは1990年代の末~2000年以降。

株のネット取引も似たような時期からですね。


その後はSNS。隣人どころか、日本全国や世界中の他人のことが分かってしまいます。

個人が自由に発信することも出来る環境になってしまいました。

便利なのかそうでもないのか。未だに消化しきれていません。


振り返ると?

20代でインターネットが無かったのが残念で仕方ありません。

下っていく景気の中で暮らしていたのは、当時はまったく分かっていませんでした。

30代で失職した際、インターネットがあったのは助かりました。

仕事をしながら色々な投資を続けられたのも、インターネットありきと思っています。



こんなもんですね。

バブル世代というイメージから見てどうなのかは分かりません。

結局、確実に分かるのは自分のことだけですね。


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