徒然 お金コレクター?
他の方のブログを読んで。
ロナルド・リードとアン・シャイバーという人物のことを知りました。
詳細は検索でもしていただくとして。
低収入でありながら莫大な財産を築いた人たちなのだそうです。
投資の手法は長期積立投資。
節約を徹底して投資額の比率を上げて。
普段の生活は傍目にも質素で貧しいものに見えていたものの、亡くなってみればびっくりで、何十億円相当の資産を抱えていたとのことです。
長期積立投資、投資の比率を高める。
まあこれは資産形成の手法として有効だったということは理解出来たのですが。
この人たちは幸せだったのでしょうか。
とっとと仕事を辞めるがために雌伏の時を過ごすのだという考えであれば。
そのために切り詰めた節約生活をしようというのは分かります。
しかしどうやらこの両名は仕事も辞めるわけでもなく質素に暮らし続け、莫大な資産を残して亡くなっているのですね。
資産はどうなったのか?
検索してみれば寄付されたとのことです。
質素な生活をひたすらに続けて。
仕事も辞めずひたすらに続けて。
そして投資をひたすらに続けて。
つまり暮らし向きは働き稼いでの普通の暮らしで。
さらには少ない収入のうちの多くを投資し続けて。
そして資産には手を付けずのままで人生を終えて。
極論を言えば投資の必要すらなかったのでしょう。
となれはこの圧倒的とも見えるレベルの資産形成は何を目指したものだったのか。
先の見えない不安感?
積み上げ続けるのが楽しくなっちゃった?
質素な生活が悪いとは思いません。
仕事を続けるのも悪いとは思いません
投資が趣味というのも悪いとは思いません。
ある意味突き抜けた人たちだったのでしょう。
だからこそ莫大な資産を残すことが出来たのでしょう。
それでも。
一番得した人は?
遺族なのか寄付を受けた団体なのか。
それは分かりませんけれど。
もったいない!
いや、これきついわ、ありえんわ。
そんな風にも思えてしまいました。
そして我が身を省みてみれば。
少々自分にも近しい良くない傾向があるのではないか。
そんな風にも思えてしまいました。
お金がないのも嫌ですが。
守銭奴みたいな人生も嫌ですね。
お金は巡り巡って誰かのために使われて。
それが寄付であればあの世で感謝の気持ちは受け取れるのかもしれませんけれど。
今はまだそこまで達観した人生観は持てません。
まずは自分の欲を満たす前提で。
お金と生活。そして仕事。
良い落としどころを考えたいところです。