天気の子 斜め視点の感想文

amazon prime videoに天気の子を発見。

世間から何周遅れなのか。

遅れ馳せながら見てみました。

面白かったです。

・・・

しっかりした感想を書ける人は素晴らしいですね。

面白かったかそうでなかったかは言えるのですが。

どの辺りが？とか。

どんな風に？とか。

そういうのは苦手です。

とはいえ。

これではあまりにもレベルの低い感想です。

これはいけません。

読んでなるほどとなる感想を書けないものか。

そんな風に少々悩んでしまうわけですが。

思い付きました。

自分は今はアーリーリタイア目指して資産形成を進めている立場です。

その立場と経験から視点を斜めに映画の感想を書いてみたいと思います。

以下微妙なネタバレもあるかもしれません。

そういうのは読みたくない！という方はパスでお願いします。

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良い話だったのですが。

モヤモヤした部分。

ヒロインとその弟君。

この子達の生活を支えるオトナはどこいった？です。

お母さんは病気で亡くなった様です。

そして生活に余裕の無い様子でヒロインさんは義務教育ブッチして年齢詐称でバイトしてたりするわけです。

ここで疑問です。

お母さん遺族年金どうしたの？

定期保険入ってなかったの？

子供を残して亡くなるのに後見人立ててないの？

ちょっとそれはあかんやろと思えます。

ヒロインと弟君の暮らすアパート。

中学生と小学生で契約から引っ越しまで何とかするのは厳しそうです。

となると以前はあのアパートに母子三人で暮らしていて、母が亡くなった後も家賃を振り込んで住み続けている。

つまり母が存命中も暮らし向きに余裕はなかったと想像できます。

ここで疑問です。

お父さんどこいったの？

亡くなったのなら定期保険と退職金と遺族年金。

離婚なら養育費と婚姻期間中の財産分与。

この辺りの収入が得られていない様子です。

ちょっとそれはあかんやろと思えます。

いらん苦労を子供たちに強いている。

そんな気がするわけです。

国民年金だとしてもきちんと支払っていれば姉弟２人で年100万円程度の遺族年金受給権はあるはずです。

加えて定期保険か学資保険でもあれば成人するまでの生活費くらいはカバー出来るはずなのに。

もしや国民年金未納世帯？

もしや保険は要らないという世間のノリに流されて一切保険に入っていなかった？

子供二人もいて年金も定期保険も学資保険もなし？

いやそれさすがに無責任なのでは？

そんな風に思えてしまいました。

その他の人物はまあ普通な気もしますね。

少年は勢いだけで行動している感じですし。

事務所の大人たちは基本的に善人の様ですし。

警察は職務を全うしようとしているだけですし。

そんなわけで。

斜め視点からの教訓。

年金や保険は案外大事。

そんなところでしょうか。

年金は納付額が意外に重く当座の生活を優先したくなるものかもしれませんし。

保険は確かに選択が面倒で全却下したくなる気持ちも分からないでもないですが。

貯蓄で追い付かない突発の事態に備えるには？

突発の事態の際にも資産の毀損を避けるには？

何より残される身内の生活を支えるためには？

年金と保険。

特に貯蓄のない立場ならば。

どちらも大切だと思います。

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さらに斜め読みを続けます。

少年は高校１年生の家出少年。

とはいえ彼の当座の課題は？

家族からの捜索願いと銃の不法所持です。

ヒロインの境遇と比べれば果てしなき甘ちゃん。

ハードル低いのに何故正面突破しないのか。

彼がリーガルに現状打破を考えるのならば？

まず交渉です。

両親を説得して東京で働くことを認めてもらう。

それだけで事務所に継続して居候することも出来たものと思われます。

さらには中学生で違法就労のヒロインに代わって合法的に働き稼ぎ支援することも出来たのでしょう。

違法で困るのは中学卒業までの間だけですしね。

そして銃については正直に事実を伝えて終了です。

え？銃は御守り代わり？

いやガキじゃないんだからさ。

ああガキなのか。

ならしゃーないのか。

・・・重箱の隅系感想文になった気がします。

やはり自分はこういうの向いていないですね。

いえ作品が嫌いというわけではありません。

君の名は。も普通に面白かったですし。

面白かったです！

これだけで充分な気がしますね。