アーリーリタイア 欲の皮算用
数字を積み上げて、ゴールまでが少し具体化してきた様に思えます。
多少の不安は残りますが、まだ考える時間はあります。いつかは不安も解消出来るのでしょう。
もう1つの問題は欲です。
欲とどう戦うのか。
リタイア可能な資産を積み上げた後は、サラリーマン継続での収入はボーナスステージの様なものと思えます。
60歳定年まで残り8年間。
65歳まで嘱託で続けるのなら残り13年間。
70歳まで働きたい!というのなら残り18年間。
いや、働きたくないですが。
これまでの自分は、そんなに働くのは絶対あり得ないと思っていました。
ただ、いつ抜けても良いというボーナスステージとしたらどうなのか。
欲しい物を買うために、がんばってバイトする感覚に近いのかもしれません。
欲しいもの・・・色々ありますね。
せっかくなので、今の職場で働き続けたらどうなるのか試算してみました。
【条件】
・生活費は手持ち資産で賄う。給料は丸々残ります。
・54歳までは今の待遇を継続。
・55歳で役職定年。以降は平社員。20%減。
・60歳で定年。以降は嘱託社員。さらに20%減。
・70歳になるその日まで働き続けます。
理想的なサラリーマンですね。
すると、こんな感じになりました。
55歳で1900万円。60歳で3820万円。
65歳で5420万円。
70歳では6700万円です。
60歳までがんばれば、ランボルギーニくらいなら買えそうです。
70歳までがんばれば、湾岸タワマンの高層階?ちょっとまだ無理ですね。
タワマン無理だったので、インカム全てを投資することにします。
よく聞く4%で回せると信じて積み上げてみると・・・
こうなりました。
ほぼ1億円!になりました。
手持ち資産+ボーナスステージ増分で2億円超。
加えて厚生年金も満期までです。
おそらくタワマン行けますね!
でも、タワマン+ランボルギーニは無理そうです。
ああいった車に乗って、ああいった家に住んでいる人たちは、どういう生活をしているのか。
埋められない格差があることは分かりました。
そもそも70歳になって、無理してやっとタワマン買おう!という時点で、結構痛いのかもしれません。
60歳でランボルギーニ買っても、おそらくすぐ事故して潰してしまう気がしますね。
もう少し現実的に見るならば、働き続ける程に、何となくの安心感が増すのだろうとは思えます。
年金や保険の改悪も不安。インフレも不安。
具体的には何も無くとも、お金が無かったらどうしようという漠然とした不安も。
不安を無くしたいというのも1つの欲の形かもしれません。
でもそこまで全てに疑心暗鬼になって時間を費やす価値があるのかどうか。
これはもう人それぞれなのでしょう。
狙うとしても55歳あたりが精一杯ですかね。
1900万円。
中古区分マンション2部屋くらいは買えそうですし、その後のバランスのハードル下げられそうです。
上を見るとキリが無いですし、その後はもう自由になることの方が満足度が高そうです。
概ね1億円の価値のある自由と言えるのかもしれません。