見え見えの相場だった?
知人と最近の為替相場の話で雑談に。
こんなことを言われます。
「1年位前に手を出しておけばと思った」
「金利差での円安はある程度読めていた」
なんとなく違和感を覚えます。
年初からで言えば大幅な円安です。
1年前から延々ロングしていたら大儲けだったでしょう。
しかし相場を動かす要素は金利差だけなのか。
高金利新興国通貨は全てバカ上がり?
そんなこともないですね。
ウクライナ危機でもリスク回避の円高にならない!
米国株安と円安の同時進行は珍しい!
そんな記事を見かけたこともありました。
結局は後解釈。
いくつもある予想シナリオのうちの1つ。
確かに予想していた人も居るのでしょう。
しかしいつまでにどれだけの円安になる?
過去にない高ボラティリティ相場になる?
そんな予想を出来ていたのかは疑問です。
こうなると分かっていた。
ある程度読めていた。
手を出しておけばよかった。
115円→150円の円安を予想していた?
ならば100億円のポジションでも怖くない?
介入で数円飛んでも意に介さずで放置出来る?
そんなことが実際出来るものなのか。
リスペクトはリスクを取った方達へ。
ポジションを持っていないのならば?
単なる後出しジャンケン井戸端雑談。
野次馬の戯言ですね。
ピラミディングはどうする?
ポジションはどこまで拡大?
ロスカットはどれだけ離す?
重要指標の発表でどう動く?
先の読めない相場に張り付くトレーダー。
己の分析を信じて。
暗いリスクを呑み込んで。
大局予想は合っていてもロスカット当然の世界。
真剣でなければ取り組めない世界だと思います。
円安になるって1年前から分かってたけどね。
なら何故トライしていないの?
本気の取り組みを安く見下すかの様なその台詞。
たかが井戸端雑談。
たかが野次馬の戯言。
それは分かっているわけですが。
なんだか少々引っ掛かりました。
修行が足りませんね。
まだガキです。