徒然 ポイント経済圏

楽天ポイント絡みの悪化ニュースを良く聞きます。

携帯電話基地局への投資がどうのとか、投資信託の信託報酬が見込み違いだったとか、そんな話も聞こえてきますが、実際のところどうなのでしょう。


先日、税金を支払う前にnanacoをチャージしました。

チャージ元はリクルートカードです。

これも少し調べてみると、どうやら今年からポイント付与率は改悪される様子です。

おそらく今回の税金支払いが、nanaco経由での最後の支払いになりそうです。


でも考えてみれば当然ですね。

クレジットカードからnanacoへ3万円チャージして。

nanacoから税金を3万円支払って。

国が手数料分の税金を割り引いてくれる訳では無いですし。

自分の利益は、誰かの損で賄っていた訳です。


この支払い方法はメジャーです。

こんな方法もありますよ!と、幾多の紹介記事も見てきました。

自分自身、そういった紹介記事から、なるほどと知って始めました。


nanacoを普段からの買い物で使っている人が居て。

その上で自動車税支払いもnanacoでOK!少しお得!という程度であれば。

それはそれで継続可能な仕組みだったのかもしれません。


自分は普段はnanacoを一切使いません。

加えて支払う税金は、自動車税だけではなく、自宅や投資用マンションの固定資産税まで含むので、総額数十万円でしょうか。

何枚ものnanacoに満額チャージして、カードをとっかえひっかえしつつで税金を支払います。

結果としては、支払総額数十万円の数パーセント分のポイントを得られていました。

手間に見合っていたのかどうかは分かりません。

我ながら滑稽ですが、知ってしまったお得スキームを使わない手もない訳です。


今の時代、知る人ぞ知るという隠されたお得スキームはそれほど多くなさそうです。

親切心か功名心かは分かりませんが、意外なくらいにあっけなく情報は拡散していきます。

自分の様に、お得な部分だけを使わせてもらおうという利用者も多いのでしょう。

運営側としては、早々に目論見違いでしたという状況になってしまうのかもしれません。


クレジットカードや電子マネー、プリペイドカード、コード払いといった決済手法のキャンペーンは多いですね。

新規顧客獲得のためなのでしょう。

利用者としてはありがたい話なのですが、効果については実際どうなのか。


キャンペーンに釣られて作ろう使おうというのは良くあります。

しかし、その後継続的に使うかと言えば、ほとんどの場合はNOです。

キャンペーン条件達成後はお蔵入りですし、維持費が必要であれば解約です。

メインで使うクレカやプリカについても、改悪があれば即座に切り替えるでしょう。

それでもキャンペーン合戦は終わりませんね。

一定の効果はあるということなのでしょうか。


キャッシュレスブームがこの数年あります。

近所でも現金以外での支払いが可能になったお店が増えました。

良く行くケーキ屋さんでは電子マネーが使える様になりました。

以前は現金オンリーでしたので、スマホだけ持っていれば良しというのは手軽です。

好きな和菓子屋さんは今も現金オンリーです。

財布を置いて出歩くことも増えたため、あまり寄らなくなりました。


現金以外の決済手法には手数料やポイントの話が付いて回ります。

とはいえ、今後は硬貨の預け入れにも手数料という話も聞きます。

現金決済の優位性は失われていくのでしょうか。

そして決済を牛耳るということはどういうことなのか。

キャンペーン合戦の意味を少し考えてしまいます。



普段はあまり意識していませんけど。

自分の便利は誰かの損で成り立っているのかもしれませんね。

どこでどうバランスするものかは分かりませんけど。

便利が継続出来れば良いなと思います。


そして市場を牛耳る胴元は常にそこに居て。

利益を上げ続けているのでしょう。


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