家計簿振り返り チリツモヤマの価値は?
最近少しイチゴが安くなってきた様子です。
奥さんがそんなことを言っていました。
イチゴおいしいですね。年に何度も買って食べている様に思えます。
食べ物には旬があるものが多いです。
ハシリだと少し高く、旬が近づくに連れて値段が落ち着いていき、旬を過ぎるとそのまま価格下落と共にフェードアウトする感じでしょうか。
と思いつつ調べていたら、それっぽいサイトがありました。
グラフはサイトからの引用です。大本は総務省統計局のデータとのことです。
旬を外したハウス物の価格はありませんが、そのまんまでした。
うちでは何となく無意識レベルで身に付いた節約規律的行動原理があるのか、ハシリの高値で買うという度胸のあることは中々出来ていないのですね。
イチゴ出てきた!というのをチェックして。
その後の価格を日々チェックして。
そしてちょっとお求めやすくなったところで買ってみて。
少しお安く購入出来てお得!おいしいね!みたいな感覚が好きなのかもしれません。
ここで毎度のどうでもいいことが気になってきたわけです。
チリも積もればヤマとなると言いますが。
無意識レベルで身に付いた節約規律的行動原理によって、これまでの人生で一体どれほどの節約のヤマを築くことが出来ていたのかについてです。
そんなわけで過去の家計簿を漁ってみます。
過去10年の家計簿にイチゴが何回登場するかです。
こんなでした。
変動が大きい様にも思えますが、イチゴは12月~3月あたりで購入するので、1シーズンが年を跨いでしまっているのはあるかと思えます。
とはいえ2017年は余程おいしかったのでしょうか。買いすぎです。
結果的には10年間で113パックでした。
うちで買ってくるイチゴパックは大体400円以下です。
ハシリのイチゴや大粒の立派なイチゴだと、600円~1000円程度の値札が付いているのは見かけます。
あとはもう計算するだけですね。
400円と800円の差額400円×113パック = 10年間の節約金額45200円。
さらに全数を価格のピークで購入するわけではありませんので。
実際の価格ギャップは価格推移の傾斜考慮で2で割って。
10年間で23000円くらいでしょうか。
そしてこれはイチゴだけの結果です。
同傾向の食材が10種類程度あるとすれば。
10年間で23万円。年間23000円です。
チリは積もって意外なヤマになっているのか。
いやそのくらい気にせずとも良いのではという金額なのか。
判断に悩む結果になりました。
何よりイチゴおいしいんですよね。
イチゴは主食ではありませんし。
旬の短い食べ物ですし。
出てきたらすぐに食べてみたい気持ちはあります。
そう考えれば、こういう旬の短い食べ物は、価格を気にせず食べたいときに購入するスタイルに変更したとしても、案外金銭的ダメージは知れているのかもしれません。
そんなわけで。
せめてイチゴくらいはいつ買っても良いんじゃない?と一瞬気持ちが緩むわけですが。
おそらく今更節約規律的行動原理は変えられないのでしょう。
今後もイチゴはちょっとお安くなったところから買い始めるのだろうと思えます。