徒然 家の値上がりに悩む
色々値上がりしてますね。
食材やガソリンも確かに値上がりしているのでしょうが、今は不動産の値上がりの方が気になっています。
投資用の区分マンションを探し続けていますが、希望地域で希望の利回りで買えそうな物件はもう見当たりません。
そうなると利回り的にはJREITの高利回り銘柄との比較になるのでしょうか。
割り切って買い進めるか、証券でお茶を濁すか。
中々に悩ましい状況です。
国土交通省の不動産価格指数を見てみました。
マンションは2013年辺りから、ずっと右肩上がりが続いています。
加えて長らく横這いだった戸建ての指数も、この2年で上昇傾向の様子です。
自分が自宅を買ったのは2年前。
丁度国内でも少しずつコロナ云々と耳にするようになりつつあった頃でした。
今考えると幸運だったのかもしれません。
近所の新築物件は、2年前と比較すると随分強気の価格で売りに出されているのですが、それでも成約しています。
差額だけで自家用車程度は軽く買えてしまいそうです。
戸建ての上昇傾向はまだこの2年としても、マンションの指数は160とあるので、基準の2010年比で1.6倍でしょうか。
上昇傾向となる2013年以前にそれなりの立地のマンションを買って住み続けている人は、資産として含み益のある状態なのでしょう。
住宅はサラリーマン的には相当に高額な買い物です。
投資であれば、少し様子を見ようとか、他の投資先を探そうとか、下がりそうだから処分しようとか、そういった判断をすることも出来ます。
しかし住むためとなると、どうなのでしょうか。
家族の人数、社宅の期限、転勤、転職、ローンの年齢制限等、のんびり待っては居られない色々な制約もあるのでしょう。
手に入る物件の中から選んで買わざるを得ない状況もありそうです。
不動産も相場の波があります。
人生の中で家を買おうというタイミングで波が来てしまったら?
小さな節約や地道な投資の積み重ねなど、軽く吹き飛びそうな出費が余計に必要になりそうです。
とはいえ仮に待ったとしても、この先不動産が下がるかどうかも分かりません。
さらに上がっていくのなら、しまったとなるのでしょう。
これはもう時の運?
立ち回りでどうにかなる問題なのかどうかすらも分かりません。
何にせよ。
自宅を買うなら身の丈にあった家を消費財として割り切って買うのがサラリーマン的には良さそうですね。
価値が上がっていくのであればラッキー程度でしょうか。
自分も自宅を収益化出来たら良いなとは思いつつも、自宅は資産としては勘定していません。
資産価値は上がり続けるはず!で身の丈に合わない物件に飛び付いたとしたら。
波が続けば天国ですね。
仮に波が引いたら?
せめて横這い程度で落ち着いてほしいですが。
どうするのが良いのでしょう。
良く分かりませんね。