徒然 遠距離通勤で豊かな生活?
※不真面目な考察です。
会社の近くに住むメリットみたいな話がありますね。
通勤時間が無駄というのが一番大きく言われるところでしょうか。
家賃や住環境が同じであれば確かに異論はないわけですが。
オフィス街や工業団地の近くに住みたいのか。
そんなことを考えると、何だか嫌だなと思えます。
それでも意識の高い人たちは言うわけです。
時間の無駄!
通勤時間は給料は出ない!
その時間を自己投資した方が人生は豊かになる!
なんだか意識が高すぎて眩暈がするわけですが。
果たしてそれは本当なのでしょうか。
郊外であれば50坪100平米の庭付き戸建てが3500万円で売っています。
通勤時間短縮のために都内で家を買うならば広さを割り切っても軽く5000万円でしょうか。
そしてタワマンであれば維持費もなかなか高額です。
ざっくりの差額2000万円として。
そんな割高を割り切って通勤時間短縮を成し遂げて。
微妙に狭い家の中、スキルアップの勉強を書斎で?
おそらくそんなスペースは無いのでしょう。
そもそも昨今では在宅勤務も少しずつ一般化しています。
家族との物理的な距離感に悩みながらの在宅勤務や自己啓発となるのでしょうか。
それでも人生は豊かになり、生涯年収2000万円程度のゲインは得られる選択だと言えるのでしょうか。
通勤時間は果たして本当に無駄なのか。
冷静に考えてみます。
実は通勤定期券の手当てが普通に収入として数えられる分野があります。
年金や雇用保険ですね。
真面目に働いていてもなかなか上がらない標準報酬月額。
しかし就業規則の許す交通費支給額限界までを得られる立地に住居を構えた場合どうなるのか。
なんと通勤時間をぼんやり過ごしているだけで、毎月将来の厚生年金が積み上がっていくことになります。
ややこしいスキルアップを狙わずとも遠距離通勤するだけで一気に嵩上げです。
これを突き詰めるとどうなるのか。
中途半端な短距離鉄道では面白味が無いですね。
速くて高額な高速鉄道が有利です。
新幹線通勤?理想的かもしれません。
意外な距離まで離れればそこはパラダイス?
ゆったりした家に安価で住み。
風光明媚な環境を楽しみ。
高速鉄道で微睡みながら通勤し。
通勤中に本で学んだりブログを書いてみたりして。
気付けばスキルも上がり給料も上がり副業収入まで得られてしまい。
将来の年金額は通勤手当てで自動的に嵩上げされて。
そして節約して投資したお金でリタイアも早められるかもしれません。
意外に豊かな生活に思えます。
リタイア後は都市からほどほどの距離の郊外へ越すのもありですね。
都市に住む?都市は人口密集地です。
ホームセンターすらも近所にはありません。
たまに遊べる程度の距離感が幸せなのかもしれません。
仕事のために職場の近くに暮らしたいのか。
人生のために環境の良いところに暮らしたいのか。
遠距離通勤どうなのでしょう。
悪くない選択とも思えるのですが。