徒然 ほったらかし家庭菜園

いつの間にか冬も終わって春に浮かれていたのに。

何だか暑さを感じる日も増えつつあるわけですが。


庭にミニトマトを植えました。

戸建て暮らしも10年以上、そして家庭菜園も10年以上続いています。

ミニトマトは日当たりが良く直植え出来る庭があれば多量に収穫出来るのですね。

大した世話をする必要すらありません。

形良く育て、さらに最大限の収穫量を目指すなら色々なテクニックが必要なのでしょうけれど。

ほったらかしでも適当に四方八方へ伸び散らかして普通に大概な量の実が付きます。

伸びてきて邪魔になったら適当に切ったり吊ったり丸めたりするだけです。

これほど簡単で、多量に収穫出来て、しかも使い勝手の良い食材は滅多にないんじゃないか。

そんなことを思って毎年植え続けています。


苗は品種に拘ったとしても1苗300円前後でしょうか。

そもそも苗を多量に買う必要すらありません。

すぐ邪魔になるくらいに伸びるので、伸びたら脇枝を切って、水に付けると根っこが出てきての無限増殖です。

苗への投資額は多めに見てもワンシーズンで1500円も要らないでしょう。

トマトは瘦せた土が好みの様です。肥料もそこまで拘ることもありません。

害虫もほぼ付かないので無農薬で育てられます。

そんな程度の投資に対して一体どれだけの量が採れるのか。

正確に数えたことはありませんが、とんでもなく採れるの一言です。

増えすぎてうんざりしてくることもあるくらいです。

カゴメの株主向けで苗が当たるキャンペーンもあった様な気もします。

これが当たって収穫高を金銭に換算すれば優待利回りはいかなるものなのか。

なかなかのパフォーマンスになるのかもしれません。


ミニトマトの食材としての使い勝手はどうなのか。

和食でというと難しいところはありますが、イタリアンであればトマトは基本のキです。

何だってOKでしょう。

ミニトマトと一緒にバジルを植えれば、イタリアン王道ペアの一丁あがりです。

バジルも育てるのは簡単です。

ミニトマトとバジル。そのままサラダで食べてもよいですね。

夏はミニトマトとバジルの冷製パスタもおすすめです。

ドライトマトにしてオリーブオイルに漬け込めばオツな食材兼調味料になります。

秋で完熟を目指せなくなったらフードプロセッサーで粉砕してリゾットもいけます。

寒くなったらグラタンも良いですね。

とはいえ自分で調理するのはリゾットとグラタンくらいで、あとはほとんど奥さんがやってくれるわけですが。


家庭菜園で色々な作物を育ててみましたが。

コスパというのでしょうか。耕作面積に対する収穫量や耕作の難易度。

これを両立する作物はなかなか無いのですね。

枝豆なんかも簡単ですが、収穫シーズンは一瞬で、収穫量も知れています。

葉っぱ系もそれなりには育ちますが、虫や鳥との戦いに勝てる見通しが立ちません。

ミニトマトはとにかくほったらかしでも育ちますし、長く収穫期が続きます。虫に食われて困ることもほとんどありません。


夏はミニトマトとバジル、冬は芽キャベツ。

この2つはコスパは確実に良いですね。

手間をかけずに育ってくれて、長い間楽しませてくれて。

別に食費を切り詰めたいとか考えているわけでもないですが。

採れたてを食べられるからか、ミニトマトもバジルも芽キャベツも、スーパーで買うものとは香も味も違います。

起きて午前中で適当に庭から収穫して、ちゃちゃっと調理してお昼を食べて。

ちょっとした差でしかないのかもしれませんが、贅沢な感じもして悪くないなと思ってしまいます。


ネギやシソやミョウガも良いですね。

これらもほったらかしで勝手に増えますし。

裏庭を見ればミョウガがきっちり芽吹いていました。

手間がかかる作物は取り組む気にはなりませんけど。

ほったらかし投資じゃないですが、ほったらかし家庭菜園。

もう少しポートフォリオを充実させたいところです。




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