徒然 先の見えない負担増
日記と言うほど立派なものでもないですが、普段思うことをメモに残す様にしています。
今後はブログがメモに代わるのかと思いつつも、それでも習慣でメモは続けています。
以前どう思っていたのかであるとか、どんなイベントがあったのかとか。
振り返って見直してみると、以前はこうだったっけと感じることも稀にあります。
2010年頃のメモに、こんな記録がありました。
投資の伸び悩みから、先々どうすべきかと考えてのメモの一部なわけですが。
給料については置いておいて。
見てみると、年金、消費税、所得税について書かれています。
年金については、小泉内閣時代に決定した長期での負担割合引き上げのことでしょう。
消費税は調べてみると当時は5%。将来の引き上げがニュースになっていたのでしょうか。
所得税は一体何のことだったのか、調べてみてもピンと来ませんでした。
税や社会保障の負担の重さはちょくちょく話題になりますね。
しかし突然の大幅負担増というのは意外に少ないためか、なんとなく暮らせてしまっている様に思えます。
筋トレじゃないですが、少しずつの負担増により、慣れというか耐性というか、そんな原理が働いて。
いつの間にか普通に受け入れての生活です。
社会人になって30年が過ぎたわけですが。
思い出せる範囲を振り返るだけでも色々な負担増がありました。
以前は賞与での社会保障負担は無かった様に思います。今は賞与含めた年収で負担です。
病院へ行っての健康保険の負担割合は2割だったでしょうか。今は3割です。
消費税は幼少期には無かったです。社会人になった頃は3%。今は8%と10%です。
介護保険も無かったですね。いつの間にやら登場した印象です。
株式を売買しての譲渡税も一時期は10%でした。今は20%です。
2011年の震災以降は復興特別所得税の徴税も続いていますね。
そして当時のメモにもある様に年金の負担割合もじり高傾向が長らく続いていました。
普段は慣れて気にならなくなっていたわけですが。
書き連ねてみると息苦しいほどの負担増です。
そして今後もこの傾向は続いていくのでしょう。
コロナ対策で相当な大盤振る舞いが行われました。
2025年問題もあり社会保障の懐は厳しそうです。
国のプライマリーバランスは慢性的な赤字続きです。
株価を下支えしてきた日銀のETF買い入れも既にパンク気味でしょうか。
打ち出の小槌は実際あるものなのか。
いつか誰かが負担しなければならない様にも思えるのですが。
負担は誰が?
広く、長く、浅くで済むのならまだ良いのですが。
それでは足りないとなったときにどうなるのか。
さらに広くは無理ですね。
さらに長くも無理でしょう。
となると浅くを改め深く、深くを改めより深くが自明の理。
確かにそんな傾向です。
打ち出の小槌はあると言う人たちもいます。
MMT理論。
無制限の財政出動。
インフレによる債務の軽減。
コロナ対策で世界は結果的に近い行為をしたのでしょう。
であれはなぜ今はインフレに怯え対策に焦るのか。
庶民ごときには良く分かりませんけれど。
せめて自分が生きている間は平穏に。
庶民はそんな程度の浅墓な想いで暮らしているわけですが。
せめて自分が生きている間は平穏に。
政府の重鎮、中央の官僚。さすがのそんな人達は。
こんな風には想っていないと信じておきたいところです。