徒然 CTの放射線量が1/100に
SankeiBizで次の記事を見ました。
日本発の半導体技術が医療に革新 CTの放射線量を100分の1に
レントゲンよりはCTの方が小さな病変を見つけられる可能性は高いのでしょう。
経験からそういう認識です。
しかし被曝量は少々気になるところでした。
検索すれば通常のレントゲン撮影の100倍~500倍等と書かれている記事もあります。
日々素人が適当に撮影する風景写真とは違います。
医療機関で必要なときに必要な部分を検査するための撮影です。
価値のある医療行為の一環ではあるのでしょうけれど。
被曝量は少なく済むに越したことはありません。
今回の記事は朗報ですね。
従来の1/100の線量で済むのであれば、現在のレントゲン程度の被曝量でCTスキャンが可能になる未来もあり得るということなのでしょう。
記事にあるセンサー開発会社のアクロラドを検索してみました。
案外小ぶりの会社の様子ですが、それでもファブレスでもなく今時珍しく自社で工程全てを賄うスタイルと書かれています。
最近は日本凄い!みたいな記事を見ても、半ば白けた気分になることも多かったのですが。
こういったテクノロジ企業には拍手喝采ですね。素晴らしいです。
投資するとしたらどうなのかと興味を持って沿革を見てみると。
2011年でシーメンス社が株式過半数取得済なんだとか。
親分は既に日本じゃなくてドイツでした。
テクノロジに国境はありませんけど。
少しだけ残念な気もしますね。