サラリーマンの資産形成 暴落は買い?
最近相場が嫌な雰囲気です。
先行きがどうなるか不安ですね。
心理として大きく下がった後には買いたくなってしまいます。
とはいえ今更長期投資を頑張る気力もありません。
短期売買でシステマチックに利益を得られないかと考えてしまいます。
要は短期のリバウンドで小遣いを稼ぎたいところです。
時系列データもありますし実験です。
短期リバウンド期待戦略は果たして勝てるのか。
ちょっと遊びでシミュレーションです。
<実験データ>
・日経ETF1321 2002/5月~2022/5月 日足20年分
このシミュレーションの条件は以下の通りでした。
イクジット日基準で書いています。
<エントリ>
3日前の初値と2日前の初値を比較。
マイナス600円超の下落があれば1日前の引けでエントリ。
<イクジット>
当日寄り付きで処分。
暴落の翌日で我に返り、さらにその翌日くらいは上がるのではないかとの仮定を置いてのラフな戦略です。
暴落があったのを確認してから、翌日と翌々日に注文するだけですし簡単です。
何の工夫もない割に利益が積み重なっている様に見えますね。
エントリ~イクジットの回数は20年で60回となりました。
よし、これで大儲けだ!と一瞬思えてしまうわけですが。
2019年以降のみを見ればこんな感じでした。
案外とガタガタです。
このチャートを見てこのラフな戦略を信じられるものなのか。
しかもこの先何年も続ける気力があるものかが問題です。
手っ取り早く儲けたくてリバウンド検証をしてみたわけですが。
結果的には長期で繰り返してどうなるかという結果とも言えそうです。
しかもこれは過去のデータでの検証です。
将来の20年で同じルールで行けるとも限りませんね。
売買戦略としては短期も長期もあり得るのでしょう。
しかしある程度の成果を求めようとするならば。
結局は長らく相場に取り組み続けなければいけないのかもしれません。
宝くじ、当たらないですかね。
手っ取り早さという意味では最強じゃないかと思えます。