徒然 先人に倣うインフレ対策
※不真面目な考察です。
こまごまと値上がりが続いています。
インフレがどうのと言われていますね。
アメリカでは困ったレベルでインフレ傾向なのだとか。
日本はまだ平和なのかもしれませんが先はどうなるか分かりません。
生活も気になるわけですが資産をどう持つべきなのか。
要はインフレに追従する資産は何なのか。
置いてけぼりの資産を抱えていては大変です。
20%もインフレすれば資産は実質20%減です。
困ったときには検索です。
とりあえず現金が弱いのは分かります。
株や不動産はインフレに強い!
そんなことも書かれているわけですが。
でも株って最近下り気味じゃないの?
インフレで景気減速リスクがどうのとも騒がれています。
さらにはきな臭い状況も続いています。
インフレじゃなくてスタグフレーションだからという声もあります。
到底買うには良い時期とも思えないわけです。
検索しても悩みは解決しないままですね。
何だかんだと悩んでも実は株はインフレに強いのかもしれません。
これからは証券投資がトレンド!
そんな時代が近々やってくるのかもしれません。
とはいえ。
ややこしい論評を読み解く気力はありません。
ややこしい経済指標の分析やらをする気力もありません。
専門家の方々は専門用語を言いたいがために専門家をしているんじゃないか。
ぶっちゃけ何言っているんだか分からないですね。
どうせならもう少し大らかに誰にでも分かりやすく。
会社でも良く言われます。
要は一言で言えばどうなんだ?
せっかくなので先人たちの知恵のエッセンス。
格言に頼って相場を予想してみたいと思います。
強気相場
それは悲観の中に生まれ
懐疑の中に育ち
楽観の中で成熟し
陶酔の中で消えていく
良いですね。詩的です。
今の相場に楽観や陶酔は無いですね。
であれば今は悲観なのか懐疑なのか。
少しずつでも打診買いをするのが正しい?
二度に買うべし、二度に売るべし
相場の金と凧の糸は出し切るな
どうがんばっても天井や大底を当てることは出来ません。
買いも売りも分散せよ、余力を常に持て。
そんな意味の格言かと思うわけですが。
分散しての打診買いは正義でしょうか。
落ちてくるナイフは掴むな
こんな格言もありました。
下り相場で買うのは危ない。
特に急落には手を出すな。
そんな意味だと思えます。
悲観や懐疑。それは落ちるナイフかもしれません。
じゃあいつ買ったら良いんだよ。
そんなことも思ってしまうわけですが。
Sell in May.
こんな格言もありますね。
5月に売れ、そして9月まで戻ってくるなと続くのだとか。
夏枯れ相場なんて言葉もありました。
統計的に5月~9月は低迷の可能性が高い?
調べてないから知りませんけれど。
売るべし買うべし休むべし
休むも相場
こんな格言もありました。
分からないなら休むのもあり。
それも相場というものだ。
なるほどこれも良いですね。
とはいえ自分はコロナ相場を休んで見過ごし少々残念な気持ちもあるわけですが。
半値八掛け二割引
数理を感じる格言です。
大底はとにかく読めない。底と思ったらまだ下がある。
下り相場のそんな怖さを知らしめるための格言でしょうか。
しかもこれは検証が簡単そうです。
幾何数学?統計?そんなものは一切要りません。
小学生レベルの四則演算で答えは一発です。
せっかくなので計算してみましょう。
最近の高値は?
日経平均は30500円くらい。
S&P500は$4760くらい。
ダウ平均は$36300くらい。
半値八掛け2割引き。
50%×80%×80%で大体3分の1?
とすると・・・
日経平均 10000円。
S&P500 $1600。
ダウ平均 $12000。
この辺りが大底と言うことになるのでしょうか。
まとめると。
今はおそらく悲観や懐疑のフェーズで。
5月~9月は様子を見つつで休むも相場を実践し。
日経平均 10000円、S&P500 $1600、ダウ平均 $12000。
今の数字から見るとなかなか絶望的なこのレベルまでは落ちるナイフに手を出さず。
そして10月以降でじわりじわりと買い出動を始めて。
二度に買うべしの精神で少しずつ分散投資を繰り返し。
そして利益が充分に乗って幸せを感じる頃。
二度に売るべしの精神で少しずつ売り抜ける。
先人たちの知恵のエッセンスたる格言に従って。
こんな作戦が立案出来ました。
この作戦は果たして当たるのか?
でもこんな格言もあるのですね。
相場は相場に聞け
理屈じゃないんだよ!ということでしょうか。
他の格言の存在意義を一気に全否定。
なかなか強力な格言です。
結局は相場に揉まれて右往左往をして。
なんとか浮き上がる方法を見つけ出して。
そして多くの苦労の果てに幸運に恵まれれば。
やっと手元に利益が落ちてくる。
それが相場の掟なのかもしれません。