アーリーリタイア 退職時期を決められない

アーリーリタイアを実践した方のブログでこんなことを書かれていました。


会社には1年前から退職することを伝えておく。


実際にそういう形で退職をしてリタイア生活に入った方なのでしょう。
要は早めに伝えておくことで、引継ぎや人間関係にも支障をきたすことなく、波風立てず、さらには祝福までされつつ、気持ち良く退職することが出来るであろうという事でしょう。

なるほどと思えます。
確かにギリギリで伝えると、変な引き留めや引継ぎ等、面倒な事態も起こりそうです。
法的には・・・という理屈を盾に強引に去ってしまう手もありますが。
自分の矜持としても、さすがにそんなガキっぽい行動で跡を濁したくはありません。

とはいえ。
自分はいつカミングアウトするべきなのか。
今更ながらそんなことを思ってしまいました。


つまり時期を明確に定められていないのですね。
アーリーリタイア予習としてなるべく収支が平穏な1年を過ごしてみよう。
今はそんな考えで記録を取りつつ過ごしているわけですが。

決行日は〇年〇月〇日!
そんな予定を立てられているわけでもありません。

しかしあと1年の間にリタイアする可能性はそれなり高いとも思えます。
そう考えれば、既に退職1年前のタイムリミットはとっくにオーバーしているわけで。
波風立てずの祝福のアーリーリタイアを狙うには、少々残念な状況になりつつあるかもしれません。


これは性格の問題です。
なるべくギリギリまで選択肢を抱えておきたい。
うっかり1年後に退職しますと伝えたら、その後は賞与や給料でも冷や飯を食わされるかもしれない。
変な仕事を押し付けられるかもしれない。
インフレがどうなるか分からないし、ウクライナ問題の先行きも見えないし。
もし妙な傾向が見えてきたらどうするべきか。
その場合、サラリーマン継続は案外有効なオプションとして使えるのではないか。
そんなセコい損得勘定が脳裏にあったりするわけです。


でもこれでは冷静に考えると、いつまで経っても決行出来ませんね。
もし決行するとしたら、えいや!のギリギリのタイミングでのカミングアウト?
矜持がどうのと体面を気にする割には、随分とみっともない衝動的なリタイア決行になってしまいそうです。


どう動くのがすっきりするのか。
いつ伝えるべきなのか。
色々と考えさせられてしまいます。
きっちり計画をして行動出来るのが理想的なのでしょうけれど。

ケツを蹴飛ばされてのFIRE。
解雇であるとか、早期退職奨励であるとか。
もしくは倒産であるとか。
そういたイベントが発生してくれた方が悩みなく抜けられて気楽だなとも思ってしまいます。


そもそも定年。
定年は雇用の限界の年齢というだけの話であって、定年まで働かなければいけないわけでもないのですが。

もし仮に定年がない時代に働いていたとしたら?
主体性のない自分が情けなくもなりますが。
もしかしてタイミングが掴めずに延々倒れるまで働き続けてしまうクチ?

倒れるまで働く。
うっかりするとカッコ良いと勘違いしてしまいそうな状況ではありますが、さすがに勘弁です。
何か抜けるに相応しい良いきっかけが欲しいところですね。


どうするべきかを考えてみます。
サラリーマンはマニュアル大好き、ルール大好きです。
例えば定年ルールとしてこんな風にいくつもの定年が決められていて。

定年(甲)45歳
定年(乙)50歳
定年(丙)55歳
定年(丁)60歳
定年(戊)65歳
お好きにどうぞと提示されていたとしたらどうなのか。
何となくハードルが下がって抜けるきっかけを掴みやすい?

「〇〇さんは丁種定年で退職される様ですね」
「いや~私は住宅ローンもあるので戊種定年までサラリーマンですわ~」
「今年は甲種定年で退職される方が何名かいらっしゃったみたいですよ」

こんな感じになるのですかね。
そんな馬鹿なことを少し思ってしまいました。


良く考えてみれば役職定年というイベントもありました。
我が社の役職定年は55歳です。
プランBを持っておく手はあります。
プランB=最悪引きずりまくったとしても役職定年で退職!
これですね。

プランA・・・未定
プランB・・・55歳退職!

決めてしまえば意外にすっきり?

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