アーリーリタイア お金を使うと魅力的に?

東洋経済の次の記事を読みました。 

早期リタイア「FIRE」を目指して結局後悔する理由


内容は検索でもしていただくとして。

堀江さんと山崎元さんの談話です。


要約すると・・・

・FIREやめとけ。夢中になれる仕事探せ。

・やりたいことあるならすぐやっとけ。

・ケチケチしてると安い人生になるぞ。


こんな感じでしょうか。


こういう話は嫌いではありません。

実際可能かどうかは置いておいて。

そう歩むことが出来れば素晴らしいと思えます。


ただ今回は読んでいて、なんか安いこと言ってない?と思えてしまったのですね。

主に山崎さんが語っている部分なのですが。


500万円の手取りがあったとして。

250万円で暮らしてたらケチ人生。

400万円で暮らしてたら良い人生。


要は投資なんぞ2割で充分老後を賄える。

だからケチケチしなさんな。

この考えは算数なので分かります。


しかし。


お金たくさん使うほど良い人生?

であれば9割使えばもっと良い人生?

借金して12割も使えばさらに良い人生?

親が資産家の放蕩息子は最高に良い人生?

年間150万円程度の差で人生の良否が割れるの?


書かれている例がワインの好みを持っていない人物はつまらないんだとか。

自分は酒を止めているのでそもそもワインを注文しません。

超絶につまらなくて申し訳ありません。

とはいえ若い頃は酒飲みで調子こいて色々飲み散らかしましたので適当なこと言うくらいは出来ますね。

多少は興味を持っていただけるのでしょうか。

とはいえ。

それって別に面白くもなんともないですし。

そもそも人の魅力は金で買えるのでしょうか。



知らない世界を見せてくれる人に惹かれます。

色々な経験をというのは分かります。

しかしそこにお金がどうのは関係ないと思えます。

経験と知識と人脈で稼ぐ能力に差を付けよう?

稼ぐ能力に長けていてビジネスで成功していてもなんだか野暮ったいし脂っこいし鬱陶しそうだし。

そんな人たちも大勢居ると思えます。

そもそも金は手段であって目的ではありませんし。

何故そうまで稼ぐ能力の向上に拘るものなのか。



例として挙げられているワインがどうのがピント外れでダサ野暮ったいだけで、全体として言わんとすることは分からないでもないのですが。


せっかく大勢の人の目に触れる記事ですし。

豊かな人生とやらを説明するための例としてはどうなのでしょう。

何だか安っぽすぎて説得力がないですね。

これ読んで、確かにそれは良い人生だと思う人がどれだけ居るのでしょう。

せっかく良い人生を歩まれていることでしょうし。

ご自身の経験の中からもう少し興味深いエピソードを書いていただければ良かったのに。

そんなことを思ってしまいました。


堀江さんの書かれているやりがいのある生活を。

細かい部分は置いておいて。

こちらは確かに同意ですし気になるテーマの一つです。


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