アーリーリタイア FIREはまだ達成可能ですか?

7%の運用益を安定的に得て。
3%はインフレ対応、そして4%で暮らそう。
よくあるFIREの方法論なわけですが。

最近の米国ではどうなのでしょう。
インフレは3%どころではありません。
株式市場はインフレ追従で上昇どころか波乱の相場が続いています。

そこで少し気になってきます。
FIRE先進国(?)でのFIREムーブメントはどうなっているのか。


今は良い時代です。
インターネットで世界中の情報が手に入ります。
そんなわけで適当なキーワードで適当に検索して。
次の記事を見つけました。


Is FIRE Still Achievable In 2022?
Forbesの4月の記事の様です。

原文はタイトルで検索していただくとして。
翻訳してのお題目はこうでした。

FIREは2022年でもまだ達成可能ですか?

ちょっと興味が湧いてきますね。
早速翻訳パワーで記事を斜め読みです。


記事の中にある外部環境っぽい数字を拾ってみると、こんな感じです。

・40年以上見られなかった記録的なインフレ。
・2021年のS&P500のリターンは27%で並外れていた。
・株式市場は10%下落。※4月の記事です。
・住宅価格は15.4%上昇。119ヵ月連続増加は史上最長連続記録。
・ドルは過去2年で購買力の10%以上を失う。

記録的インフレ&株安ということでしょうか。
通貨については・・・ドル安?
日本から見てのドルの印象とは少々違う様ですが、どの通貨に対してのことなのかはピンと来ませんでした。


FIREについてはどうでしょう。
これも適当にセンテンスを拾ってみると、こんな感じです。


火を現実にする方法(!)この翻訳は良いですね。

・今後10年間で持続可能な早期引退はより困難?
・投資に最適な時期は市場が落ち込んでいるとき。
・不動産やある種の副業などを探すのもお勧め。
・借金を返済しろ。
・貯蓄率を上げろ。
・401k(個人年金ですね)で国際市場と新興市場への投資を検討。
・4%ルールではなく3.25~3.5%とすればお金は長持ち。
・パートタイムで働くのもあり?


FIRE実践者の話というよりは、これから目指す人向けの内容ですね。
色々困難もあるだろうから、慎重にね!という雰囲気でしょうか。


そんなわけで。


たかが1つの記事だけで云々言うのもアレですが。
FIREの本場(?)の米国では、それなりFIREのハードルは変化しつつあるのでしょうか。

対して日本ではどうなのか。
インフレ怖いと言いつつも序盤です。
未だピンと来ていない他人事かもしれません。

インフレ加速や利上げが見えてきたらどうなのか。
政府の利払いが苦しいだの住宅ローン破綻者続出で日本版サブプライム危機だのの可能性も言われている様ですが。
世界と比べて大きくなった価格や金利のギャップ。
このまま何年も現状維持を続けられるものなのか。
それとも遅かれ早かれ価格も金利も世界に合わせて追従せざるを得ないのか。


となると。


日本版FIRE。
少々面倒な状況になってきたわけですが。

本場(?)米国と同様に、色々な条件が厳しくなっていくものとして構えておく。
そのくらいのスタンスで居るのが手堅いのかもしれません。

具体的には?
ぶっちゃけ何が正解なのか分かりませんね。


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