サラリーマンの資産形成 50代は年金未加入?

職場で年金絡みの雑談になりました。

おっさんっぽい雑談です。


自分は未納が12か月はあるので60歳以降で追加で支払うつもり。

軽く口走ると先輩社員に聞かれました。

「そういうのってどうやって調べるの?」


ねんきんネットで見られますよ。

軽く返すとさらに聞かれました。

「それってどうやったら見られるの?」


年金に近い先輩社員に聞かれることが衝撃です。

自身の年金額すらも把握していない様子です。


年金定期便ってのが届きませんか?

それの番号なりが分かれば入れると思いますよ。

そう伝えてその場は納めたわけですが。


50代サラリーマンだとどうなのでしょう。

意外に20代に未加入が付いてしまっている。

そんな人も多いのではないでしょうか。

どうやら当時の国民年金は任意加入。

強制加入になったのは1991年4月からの様です。


これは自分の加入記録です。

ねんきんネットのキャプチャです。


自分の20歳は1989年。
まさに任意加入の時代で未加入になっています。

当時は20歳になったところで特に通達もなかったと思えます。
自分は2年制の専門学校を卒業後に就職しました。
就職して厚生年金加入です。
なので未加入期間は数ヵ月で済んでいます。

しかし自分と同じ年代や上の世代。
4年制大学や6年での院卒は?
さらに浪人なんぞをしていたりすると?
意外に長期の未加入期間が出来ているのかもしれません。


加えて自分は2度の転職をしています。
その際に国民年金の支払いをしませんでした。
なので転職毎の未加入期間が残っています。

中途採用の若手に聞いて分かったのですが、最近だと年金支払って下さいねと通知が届くとのことです。
自分の時代は通知も無く、うっかり忘れて未加入になっていました。
いや、忘れる以前に意識すらしていません。
意識出来ていなければ助からない。
そんな仕組みになっていたということでしょう。


未払い期間をどうしたら良いのか。
気付いたのが早ければ遡っての納付も可能です。
しかし気付くのが遅ければ?
リカバリは60歳を過ぎてからになりますね。

こちらはgo.jpのサイト。日本年金機構です。

任意加入制度について解説されています。

要は60歳になったとき、基礎年金部分の加入月数が480ヵ月未満であれば、追加で加入出来ますよという仕組みです。
知らずに繰り上げ受給してしまうと、もう回復は望めないということでしょうか。

自分も奥さんも残念ながら未加入期間が1年~2年あります。
なので当然この制度を活用して480ヵ月満額受給出来るようにするつもりです。


年金は頼りない?
もったいないから支払いたくない?
確かに先行きは不安ですね。
受給開始年はさらに遅くなる。
受給額はさらに割り引かれる。
おそらくそうなっていくのでしょう。
それでも一生涯の受給権は維持されるのではないでしょうか。

GPIFはファンドとしてはそれなり優秀と思えますし。
まずは自身の受給見込み額をきっちり確認して。
そして権利を主張出来るだけの支払いはしておこう。
そんな風にも思っています。

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