アーリーリタイア 老後のことを気にしすぎ?
退職時期について奥さんと話し合います。
自分はもう資産的には充分という意見です。
奥さんの意見は?
まだ少々不安を持っている様子です。
何にそんなにお金必要になるかな?
そんな会話の中で出てきた言葉。
「介護にいくら必要なのか良く分からない」
確かにそういう状況は想定していませんでした。
なるほど。
平均寿命や健康寿命とは?
検索するとこんな情報が出てきます。
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厚生労働省は2022年7月29日、2021年分の平均寿命と平均余命が記載された令和3年簡易生命表を発表しました。 男の平均寿命は 81.47 年、女の平均寿命は87.57年となり、平均寿命(2021)と健康寿命(2019)との差は、男8.79年、女12.19年となりました。
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健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間
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注目すべきは健康寿命と平均寿命のギャップ。
10年前後のギャップがあります。
これは一体どういうことか?
健康寿命の先は自立出来ない生活です。
10年前後の大なり小なりの要介護生活。
そんな生活は珍しくないということでしょう。
いやそれ考えすぎじゃない?
健康に気を使った生活をすれば良いんじゃない?
実際のところどうなのでしょう。
健康について。
この数年で考え方が大きく変わりました。
自分は普通に健康だと信じていました。
食生活と多少の運動に気を使っているし~。
体型も維持出来ているし~。
だから自分は健康!
何を根拠の幼稚な健康観だったのか。
振り返ると恥ずかしくなります。
今は医療費控除ありがとう!そんな生活です。
おそらく今後も控除に頼り続けるのでしょう。
介護について。
今は想像以前の妄想しか出来ません。
しかし介護で苦労している方のリアルをブログ等で知ることも出来ます。
検索してみれば要介護者の年齢は?
70代の方も珍しくない様子です。
マジか。
70代で要介護、そして寿命はうっかり90代まで。
本人にとっても身近な人にとってもそれは実際どうなのか。
ある意味生き地獄かもしれません。
人に電源スイッチはありません。
来たるべきその日まで生き続けるのが人間です。
そう考えると。
出来る準備は?
健康診断きっちりしよう!
健康に気を使った生活くらいはしておこう!
そしてやはりマネー。
軽く検索すると介護には毎月8万円程度は必要?
年間で言えば大体100万円?
確かにシカト出来る金額ではないですね。
ストックで補填する100万円では行き詰まり直行。
となればフロー。
いざとなれば年収100万円を得られる資力が必要です。
実際には?
要介護ならば娯楽の出費は減るのでしょう。
娯楽費削減で50万円捻出するとして。
とすれば実質不足は50万円?
年収50万円のアップ。
4%運用で税率20%であれば?
1500万円程度の追加投資になるのでしょうか。
今の手持ち資産で計画するには?
何とかなるとも思えますが余裕ではないですね。
あと少しだけ働いて年収分を丸々マージンに?
退職後もマイクロ法人で地道に厚生年金上積み?
そんな作戦は取れそうです。
いやそれ気にしすぎでしょ?
実際のところどうなのでしょう。
今はまだ想像のつかない老後。
社会保障も厳しくなって頼れるのは資産だけ。
そんな時代を生きる羽目になるのかと考えると?
今なら対策も出来ます。
打てる手は打っておくのが良さそうです。
違った視点には気付きがありますね。
しかし思う事。
一体奥さんの頭にはどんなディストピア像が?
大台の資産抱えての老後でも不安。
確かに気持ちは分からなくもありません。
とはいえそれ言い出したら世の多くの人は路頭に迷わない?
そんな気もするわけですが。
今はそれなり給料出てますし。
あと少し積み上げてお互い納得出来るのなら。
それはそれかもしれないな。
そんな風にも思えてきました。
調べるほどに老後の医療費は良く分からんですね。
今のまま継続可能とは到底思えませんけれど。
単純に手取りを増やすとドツボかもしれません。
将来は如何に捕捉されない資産を抱えるか。
そんな工夫が必要になるのかもしれませんね。