アーリーリタイア 予習9カ月目
アーリーリタイアに向けての生活実験追跡です。
<方針>
・毎月の収支を記録していきます。
・収入は投資からの収益です。不動産は家賃、証券は配当。
・配当はポートフォリオ再構築中なので不安定です。
・支出は単純にその月で使った生活費です。
・保険や税金は案分しません。発生月毎に集計します。
9月はこうでした。
大幅赤字転落です。
<収入について>
家賃は全戸安定です。
6月に続いてのやっと2回目。
この金額が今のフル稼働状態です。
賃料アップで近々+1000円予定。
証券からは配当。
追加投資は手控え中です。
<支出について>
毎度の突発支出?継続中です。
歯の治療、肺の定期検診でCT。
これらで約7万円。
そして。
奥さんが白内障になってしまい治療費約50万円。
自費です。
医療関係で57万円ということになります。
71.7万円から57万を引けば14.7万円。
まったくの健康体であれば?
14.7万円で暮らせていたということですね。
年末までに黒字回復できるのかどうか。
もし回復出来れば?
それなりの自信になるのかもしれません。
毎年ここまでの出費もあり得ない事でしょう。
平穏無事ならば年間通じて完全黒字と思えます。
しかし突発的な出費は何だかんだで発生します。
医療費かもしれませんし車や家電かもしれません。
その出費に対してどう備えるか。
保険、貯蓄、投資収益の上乗せ。
そして最後は我慢?割り切り?
医療であれば治療のグレードを落とす?
日本の医療は健康保険が優秀!
だから個人での備えはそれほど必要ない!
そんな考えを見聞きすることは多いです。
しかし今回白内障の手術に至るまでで色々な情報がありました。
保険適用の眼内レンズは制約が大きいのですね。
制約の少ない高性能レンズは高価で保険適用外。
そして数年前まではその高価なレンズは民間医療保険の先進医療特約でカバー出来ていた様なのですが今はもう適用外。
最近はコロナでのみなし入院での保険適用のルールが変わりました。
それと同じくで高価なレンズも保険収支が成り立たなくなり適用外となったのでしょうか。
結果として?
今は高性能な眼内レンズを選びたいのならば相応の出費を覚悟する必要があります。
医院への送迎で運転をしました。
駐車場で待っていましたが、車椅子でも自力では動けないお年寄りの患者さんも多いのです。
調べるとお年寄りで白内障眼内レンズの手術をする人は多い様子です。当然ですね。
保険適用のレンズであれば比較的安価?
老人なので医療費負担は1割?2割?
残りは保険で賄われるのでしょう。
老いて自由に動けなくともクリアな視界を!
これは医療技術の奇跡です。
しかしそれを支える保険の枠組みは崩壊寸前?
支えているのは現役世代。
自力で動けない老人に保険で手術をする意味は?
余命は何年?
そんな酷い考えも思い浮かんでしまいます。
制度の維持の観点で考えるとどうなのか。
現役の負担をさらに引き上げる。
老人の負担をさらに引き上げる。
どちらかなのか両方なのかは分かりません。
受益者負担と考えるのなら年間の医療費累進で負担率を上げるのがフェアだと思えます。
しかし福祉の一言で歪なシステムが続いているのが実情です。
先々どうなるか分かりませんけれど。
自費であれば誰にも文句は言わせません。
選択肢があるのなら選べる立場で居たいですね。
ある程度の資産は抱えておきたいところです。