住居 3年で1500万円の差

自宅は首都圏郊外トカイナカの戸建てです。
敷地50坪。2階建て。床面積100平米超。
庭に車を駐車出来て。
家庭菜園なんぞも楽しめて。
よくあるザ・戸建てです。


最近も近所で建売戸建がポコポコ建っています。
suumoで見るとプライスタグは4000万円近く。
ちょっと高いよね。
でも最初は強気の値付けで行くんだろうね。
最終的には3000万~3500万円くらいかな?

奥さんとそんな会話をしていたのですが。
完成前にとっとと売れてしまうのですね。


自分たちが家を買ったのは2020年の頭。
当時は2500万~3000万円で物件を選べました。
建売であれば竣工して内見出来るのが前提。
要は完全に買い手市場。
何戸も内見をして悩んで値下げ交渉が当然です。
実際20戸以上は中古・新築共々見て回りました。

自宅は値下げ交渉をして2500万円程度です。
当初は中古を考えていたので大概予算オーバー。
投資からの収益+給料パワーは偉大ですがリタイアの夢は捨てたくありません。
1~2年余分に働けばバランス取れるのかな。
苦渋の決断です。
清水の舞台から飛び降りる勢いで割り切って購入しました。


そして今は2022年の終盤。
自宅と同じ規模の家が4000万円?
同じ地域どころかご近所です。
3年弱で1.5倍超。価格差は1500万円。

マンションは確かに長らく値上がり傾向でした。
しかし戸建ては長らく安定傾向だったのですね。
それが突然潮目が変わった様な雰囲気を感じます。


単なる地域的な需給問題で値上がりしたのか。
それとも全国的な傾向なのか。
それは分かりませんけれど。

1500万円の差。

サラリーマンが支払う金額としてはとてつもなく大きな金額です。
ほんの3年の差で同じ地域の家の値段がここまで変わりました。

資産形成!長期投資!節約!
地道な積み重ねは毎年どれだけ資産を増やしてくれるのでしょうか。
しかし家を買うタイミング。
ほんの3年遅かったとしたら?
同じ地域なら1500万円余分な支払いが必要です。
予算不足ならさらに割り切った物件へ?
とはいえ郊外では狭小物件自体滅多にありません。
となると結局出費を割り切って巨額ローン?
もしくはさらなる遠い郊外へ?


節約は重要、投資も重要。
そう考えて暮らしてきたわけですが。
自宅を買うタイミング。
これはもう時の運としか言いようがありません。
運が悪いと細かい節約も投資も一瞬でぶっ飛ぶ。
そんな風に思えた出来事でした。


投資用マンションの賃料も悩みますね。
気付いたら極端な割安家賃で貸していた。
そんな状況は残念過ぎます。
退去&更新の際は周辺相場を睨みつつ損をしない家賃設定で決めていきたいところです。

~~~

"自分たちがしたような値下げ交渉をしたら値下がりすると考えないんですか?"

ご質問をいただきましたが返信出来なかったので。
3年前は竣工済み物件がsuumo上にずらっと並んでおり、掲載価格自体が随時下がっていく状況でした。
今は竣工前で最初の価格で成約して消えていきます。
住宅なので100万~200万円程度の値下げ交渉は通るでしょうけれど。
自宅近辺は確実に値上がり傾向ですね。

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