自動車の税金はアンフェア?
毎年の自動車税。
車検毎の重量税。
ガソリンへの二重課税。
自動車には色々な税金が掛かりますね。
さらに最近騒がれている走行距離税。
なんのこっちゃと思うわけですが。
走行距離で税金話の発端は?
EVはガソリン使わないからガソリン税納めずに道路を使えてしまう!アンフェアだ!でしたっけ?
エコカー減税やEV補助金なんてのもありますし。
お得にしたり奪ったりで大忙しです。
道路の利用率、つまりは道路へのインパクトに応じて課税という案は、誰が道路を痛めているかという視点からすれば筋が良い様に思えます。
であれば似た意味を内包している重量税やガソリンへの課税は無くしていただけるとシンプルになって良いですね。
でもガソリンは燃やすと二酸化炭素出るでしょ!
そんな屁理屈でガソリン税は続く気もしますけど。
もう少し突き詰めるなら重量×距離で見るのがフェアでしょうか。
電気自動車は一般的にガソリン車より重いです。
道路へのダメージは大きいのでしょう。
軽自動車やバイクは軽いですね。
道路へのダメージは皆無に近いのでしょう。
真夏に過積載トラックが数台通過すると?
瞬間でアスファルトはボコボコです。
つまり?
バイクやコンパクトカー・・・無税
電気自動車や重たい高級車・・・重税
物流を担うトラック・・・超重税
これならばフェアでしょうか。
道路にも耐過重はあるのでしょう。
車両が道路の塑性変形領域に達する重量であればそれは確実なハイインパクト車両ということになります。
一定以上の重量級の車両については重量に対して指数関数的に税額を上げてこそダメージ視点ではフェアな税制になる様にも思えます。
軽量な車両ばかりであれば道路の耐荷重は大幅に下げられるのでしょう。
見方を変えれば今の道路は重量級の車両に耐えるが為に過剰なコストを投じて整備せざるを得ないのだとも言えそうです。
しかし。
物流は経済を担う立場!
電気自動車は世界的なトレンド!
そんな錦の御旗があるわけですし。
コンパクトカーやバイクは庶民の道具で数が多いわけですし。
軽い車両は実質からすれば超割高。
重い車両は実質からすれば超割安。
結局はそんな税制になるのでしょうか。
バイクやコンパクトカーは道路をほとんど痛めないのに!
あまりにもアンフェアです。
いやまてよ。
接地しているのはタイヤです。
ハイヒールに踏まれたら大怪我するけどパンプスであればセーフ理論。
接地面を大きく取れば単位面積あたりの重量は軽減可能です。
つまり税の基準は重量×距離÷接地面積?
であればナロータイヤよりはワイドタイヤ。
そして低圧気味のセッティングとすれば接地面積は増えそうです。
軽量でワイドタイヤ装着の車・・・
となればその究極はレーシングカー。
少し下がってライトウェイトスポーツカーは税率軽減なんてのはどうでしょうか。
これは仕方ありません。
ランニングコストを下げるためには仕方ない。
そんな苦渋の決断でライトウェイトスポーツカーを買うことになるのでしょうか。
次の車も地味な大衆車。
そんな夢のない時代は終わりを告げて近々ライトウェイトスポーツカーブームの到来が・・・
税収不足は頭では分かるのですが。
我慢出来そうな税額であれば良いですね。
リタイア後はお出掛け三昧!
そんな妄想をしていましたし。
少々気持ちが落ちますね。