サラリーマンの資産形成 資産の真の価値は？

bloombergの記事。

ＦＴＸのバンクマンフリード氏､全資産失う－数日で160億ドル吹き飛ぶ

こちらはforbesの記事。

FTX破綻で「投資家の資金は戻ってこない」、米SEC委員長が警告

興味ある方は各々検索でもしていただくとして。

暗号通貨取引所FTX破綻に関連する記事ですね。

創業者の資産は破綻前は160億ドルあったものが、今はほぼゼロ？

そして続くforbesの記事は暗号資産への投資に対する警告的な記事です。

FTX破綻のきっかけは伝統的な取り付け騒ぎ？

単なる暗号資産交換所であれば買手と売手を仲介するのみです。

これだけであれば破綻する道理は無いですね。

暗号資産を担保にした投資を行っていた？

流出加速で需給バランスが崩れて大暴落？

信用取引で担保毀損して追証が追い付かず破産した的な状況でしょうか。

詳細は分かりませんが結構な金額です。

今後もそれなりに影響は引きずるのでしょうか。

しかし考えさせられたこと。

160億ドルもの資産価値が消失。

資産価値とは何に裏付けられての価値なのか？

株式、債券、不動産、商品、暗号資産等々。

あらゆる資産にそれらしい説明は出来ます。

目先の価値は需給関係。人気投票。

これは間違いありません。

しかしその本来の価値は？

説明も理解も難しいものが多いですね。

投資活動全般を考えてみます。

一般的には通貨と投資対象の交換です。

取引の際に示される投資対象の価値は？

それは今現在の人気度合いです。

そして売却したいのであれば誰かに交換してもらう必要があるわけで。

欲しいと手を挙げてくれる買手ありき。

需給バランス。

流動性ありきで成り立つ世界。

不安が加速すれば買手不在で暴落です。

価値の裏付けも何もあったものではないですね。

それでも投資というのはそういうものでしょう。

今の価値と将来の価値。

自ら信じる真の価値よりも安価であればチャンス。

暴落した暗号通貨を買い込める？

証券は？不動産は？商品は？

その真の価値は？

何を信じるのか次第です。

投資センスとは目利きのセンスなのでしょう。

FTT暗号資産。

少しだけ調べましたが結局理解出来ません。

買うとしても数万円分が精一杯。

自分の暗号資産の理解はそんな程度です。

ビットコインやイーサリアム。

面白がって買いましたが少額です。

ゼロになっても諦められる額。

1000倍になればラッキー！大儲け！

そんな程度の感覚で放置したままです。

手持ちの資産総額。

それなりの金額です。

不動産に証券に商品に。

大概な金額を投資しています。

目先の人気投票ではない資産の真の価値は？

暗号資産は確かに分かりません。

それでは他の資産は分かっているのか。

分かった上で覚悟して投資しているのか。

考えてみると案外自信を持てませんね。

砂上の楼閣なのかもしれません。