ダメと言われる投資の結末

ワンルームマンション投資は詐欺！

民間保険は要らない！

インデックス長期投資こそが王道！

米国株！S&P500！オールカントリー！

良く聞く話です。

そして少々居心地が悪くなります。

ワンルームマンション投資しています。

民間保険や個人年金に加入しています。

証券は短期でポイする習慣があります。

外国への投資は奥さんが少しREITを持っている程度です。

救えないド素人め！

もっと投資の本を読んで勉強しろ！

投資インフルエンサーの話を聞け！

そんな感じに分類されるのでしょうか。

でも総資産は大台超えです。

中小企業勤めのサラリーマン。

相続財産もない１馬力インカム家庭。

30歳から投資に取り組み始めての53歳。

20年以上の給料＋投資での積み上げです。

これでなんとかリタイア生活出来ないかな？

今はそんな風に思っています。

ダメと分類されている投資ばかりに何故？

逆張り天邪鬼のつもりでもありません。

狙ったのではなくこれは偶然なのですが。

当時どんな考えで投資をしていたのか。

思い返して書いておこうと思います。

ワンルームマンション投資

利回り的にアリと判断して踏み込みました。

2013年に500万円弱の中古物件を現金買いが初。

表面利回り14%。経費支払後の実利9%弱。

当時はこんな物件が普通に売っていました。

72の法則で考えてみると？

72÷9%=複利8年で倍化を期待出来る計算です。

値下がりしたとしても最悪で半値程度。

家賃が短期で大幅減の可能性は低い。

であれば大負けはなさそう。

そんな程度の考えでした。

不動産は単利では？

収益は次の物件や証券に再投資です。

複利に近いペースで増やせています。

初期の複数の物件への投資は回収済み。

不動産への投資額は5000万円を超えました。

利回りは今も合算で7%程度を維持しています。

72÷7%=複利10年後にはさらに倍化？

そこまでは欲張りません。

単利でも投資全額回収は見込めます。

その後は年金受給手前から順次売却の予定です。

不動産投資としては少数派の無借金です。

これも不動産投資界隈から見ると間抜け？

一時期少し融資活用しましたが、今はそこまで急がなくても良いかと思えています。

ぶん投げればすっきり出来るのはメリットです。

個人年金

加入した時期が良かったので浮きました。

累計500万円程度を投じています。

60歳以降で累計1000万円程度を受け取れます。

利回りでいえば300万円分は年利4.4%。

200万円分は年利1.3%になります。

控除付きの定期預金のようなものですね。

民間保険

損はないと判断して加入しました。

貯蓄型の三大疾病保険です。

貯蓄型保険？情弱！投資のがマシ！

病気にならなかった場合は大損だろ？

いえ。

今風に説明すればiDeCoと似ています。

積立額は毎年126000円。保険控除対象です。

60歳まで積み立てて総額240万円。

70歳以降の解約で240万円＋αの払戻し。

損はしませんね。

このスキームを損とするのならiDeCoも否定？

そもそも病気なんて滅多にならないし！

それは確かに。

保険はまさかの時にしか有利にはなりません。

初年度で罹患すると300万-12.6万円のプラス。

60歳以降で罹患すると300万-240万円のプラス。

お金のない若い頃ほど実質の保障が大きいです。

自分は大病で170万円のプラスでした。

治療その他に活用です。

健康保険で充分だろ！

経験では検査～入院手術で健康保険や高額療養適用後の出費で50万円程度でした。

但しすぐに職場復帰してその後もバリバリ働けるの？と言えばNOですね。

充分な資産があればキャリアアップも不要ですし保険は無駄という感覚は分かります。

しかし資産形成中に大病をすればキャリアとその後の収入面で割を食う可能性はありそうです。

保険は無駄！全資金を投資に回そう！

それこそリスク取りすぎと思えます。

掛け捨ての医療保険は自分も興味ありません。

しかし狙いを絞った特約には今も興味津々です。

証券やFX

アベノミクスで浮きました。

アベノミクス以前はテクニカルでの短期売買、自動売買です。

リーマンショックで撤退して、その後高配当株やREITを買い集めていたところのアベノミクスです。幸運でした。

それなりの金額を投じた場合はストップロスラインを決めています。

上値が伸びたらトレールストップでカットライン切り上げです。

利益が大きく乗った銘柄は順次売却してワンルームマンションに置き換えました。

積立投資は何故しなかった？

為替も株も自分の現役期間中の見通しに到底自信を持てません。

積立投資は超長期での上昇を信じてのナンピン＆ガチホ文化と思っています。

目先のストップロスや利益確保が重要と信じていた自分には今一つ馴染めません。

今更馴染むことは出来ないのかもしれません。

外国株投資は何故しなかった？

外国株は中国やベトナムのファンドを持っていた時期はありますが、利益確定で撤退です。

証券と為替の二重のリスクが嫌というのも理由になるのかもしれません。

特に為替はさっぱり読めません。

でもgoogleのIPOの時はどうすれば買えるんだろう？と気にしていました。

とはいえ調べて踏み込んでいたとしても、とっくに売却していると思えます。

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そんなわけで。

ダメと言われる投資だらけで大台超えです。

確かに地雷も多いのでしょう。

とはいえ内容次第、タイミング次第、取り組み次第の部分もあると思えます。

あれはダメ！それは詐欺！これこそが王道！

物知顔で語る人は多いですね。

しかし本当にリアルを知ってのことなのか。

どこかで読んだことがある。

どこかで聞いたことがある。

中身も見ずの拒絶と盲信で事情通気取り。

客観的に見てみればブームに乗っているだけ。

そんな人が多い様な気もします。

見て理解した上で投資の可否を判断する。

自己判断の自己責任。

これは投資と思えます。

あれはダメ！それは詐欺！これこそが王道！

思考停止で大きな声に素直に従う従順さ。

良いですね。

サラリーマンに向いていると思えます。