不動産投資の4月は憂鬱
そろそろ3月もおしまい。
次は4月ですが憂鬱です。
毎度の固定資産税ですね。
今のポートフォリオは不動産比率が高いです。
そして毎年がっつり固定資産税を取られます。
自宅も持家なので同じく固定資産税が必要です。
小規模大家とはいえ一体いくら必要なのか。
さらに隣地を購入後は一体どうなるものか。
合わせて軽く50万円は消えてしまうのでしょう。
当然ながらある程度の試算は済ませています。
しかし改めて見れば面白くない金額の税負担です。
国を維持するには税は必要。
その程度のことは理解しているつもりです。
しかしいまいち面白くない使われ方が目立っている様な・・・
・・・いや単にそういったものがニュースになり易いだけでしょう。
自分の利益に繋がることにも使われていると信じます。
税にも色々あります。
所得税や住民税は試行錯誤で節税も可能です。
固定資産税は?
自分の知識では節税の術がありません。
不動産賃貸経営における固定資産税の重みは?
家賃との倍率を計算してみたことがあります。
手持ち物件では月額家賃の1/1.2~1/1.9。
平均すると月額家賃の1/1.6。
経費を考慮すると軽く1か月分以上の家賃を固定資産税として納めている計算です。
所得税や住民税は収益なりに支払えば良いのですが、固定資産税については収益が上がらなくとも納める必要があります。
仮にリフォーム+新規募集で半年空いても固定資産税はディスカウントされません。
ちょっと罰ゲームっぽいなと思えます。
金融資産税についても最近少し話題です。
不動産における固定資産税の様に、銀行預金残高や証券口座残高に課税しようという話になるのでしょうか。
仮に課税される様になったら?
今と同じく大概憂鬱な気持ちになるのでしょう。
こちらも不動産と同じく配当や売却益といったゲインに対しての課税であれば百万歩譲ってまだ理解も出来るのですが、持っているだけで課税というのは未だに馴染めない概念です。
金融資産税が導入される可能性はどの程度?
NISA改革で非課税枠は大幅に増えるのでしょう。
従来は一般口座や特定口座に収められていた証券は今後数年の時間をかけて新しいNISA口座へ移されていくのでしょう。
NISA口座からの配当も無税、売却益も無税。
これは国からすれば完全な減収です。
国は減収分をどこで補おうと画策するのか。
普通に考えればNISA口座から溢れた分は増税?
さらには金融資産総額への課税?
考えたくない将来像ですが何もなしとは思えませんね。
自宅の固定資産税。これも厳しいですね。
がんばって自宅を手に入れて、家賃を支払う生活から脱却したと思ったら固定資産税との付き合いが始まります。
自己所有の家ともなれば設備の維持メンテも火災保険も自腹になります。
戸建てであれば手抜きメンテで誤魔化せますが集合住宅ではそうもいかないのでしょう。
投資用としてファミリータイプのマンションを見ることもあります。
固定資産税年額10万円、管理費月額1.2万円、修繕積立費月額1.5万円、駐車場月額0.8万円、火災保険料年額2万円。
首都圏近郊でありそうな数字ですが計算すると?
年額54万円。つまり月額4.5万円。
ローンであれば加えて当然ローンの支払いも。
持家は本当にお得なのか。
少々疑問に思えてしまう数字です。
せめて税金なんとかしてよと思ってしまいます。
家を借りる立場から貸す立場に成れました。
税金は確かに厳しいわけですが。
総じてで利益が出ない数字でもありません。
最近は家の値上がりも厳しい様です。
先ほどの固定資産税と家賃の倍率で逆算してみます。
固定資産税10万円のマンションであれば家賃15万円程度?
固定費4.5万円+延々ローンと比べれば15万円はリーズナブル?
持家は高いですよ!
リーズナブルな賃貸で長らく暮らそう!
そんなブームが来るのであればそれはそれ。
固定資産税も甘んじて支払わせていただきます。