納税しようとして気持ちが折れた
手元に固定資産税の請求書がたくさんあります。
知らんぷりをしたいところですが仕方ありません。
重い腰を上げて納税の手続きを始めます。
現金払いは面白くないですね。
少し調べてリクルートカードで支払うことにしました。
手数料を引かれますが、それでも多少はプラスになる様子です。
地方税の納税は?
請求書のeL-QRとやらでお支払い可能?
なるほど。
スマホでサイトにアクセスしてQRコードを読み取って・・・
って、読み取れませんでした。
スマホを近づけたり離したり明るくしたり暗くしたりを試みます。
しかしどう頑張ってもピンボケです。
なんだかな~と思いつつ再度説明を読みます。
QRコードがダメな場合はひたすら色々番号を入力すれば納税可能とのことです。
収納機関番号で5桁。
納付番号で16桁。
確認番号で6桁。
納付区分で3桁。
これを請求書の枚数分繰り返します。
21世紀なのにメンドクサイ。
少し不愉快な気分になりつつ延々と入力を続けます。
よし!やっと入力を終えました!
では、と支払いボタンを押すと・・・
あら。
土日は複数一括納付がNGということでしょうか。
1枚ずつならOKということ?
なんだか気持ちが折れて納税する気が失せました。
土日は税金のことは忘れておくことにします。
貴重な休みに延々と無駄な時間を使いました。
システム設計者の方に説教してやりたいですね。
今日は土日と分かっているはず。
であれば最初にそう伝えてほしいところです。
いやまずカメラAPIの仕様を正しく理解するのが先?
ピンボケのまま一切ピントの調整が行われないってどないやねん。
もっと言えばどれだけテストされたシステムなの?
こんなもん少しテストすればダメ出しの嵐になると思えるのですが。
DXとやらでスイスイと納税出来る未来。
いつ頃やってくるのでしょうか。
この手のシステム開発にも例のコロナ接触確認アプリの様に垂れ流しレベルで公金が突っ込まれている可能性を考えるとモヤモヤしてしまいます。
少し気になったのでみんな大好き!e-Taxシステムのランニングコストをgoogleさんで検索してみます。
するとこんなサイトが見つかりました。
政府の事業が検索できるサイトJUDGIT!
なかなかよく纏まっているサイトに見えます。
2012年~2018年の執行額を計算してみると約530億円。
システムの維持には毎年延々70億~80億円は必要ということでしょうか。
"e-Tax 開発費"で検索した際のトップにはこんな文章も出ていました。
2011年3月の情報の様です。
~
~大体同じような数字ですね。
これが安いのか高いのかは分かりません。
旧来の人力納税からどれだけ改善したのか。
要は新規システム投入の効果測定結果も知りたいわけですが、そういう情報はどう探したら良いものかピンと来ません。
とはいえこの手のシステムにはそれなりのお金がかかるのは間違いなさそうです。
国民と政府の間で税だ給付だでマネーのやりとりをしているわけですが。
なんだかんだで途中でマネーは削り減らされてしまっているということでしょう。
マネーの手続きに絡んだ仕事をしている人たちはある意味ホクホクなのでしょうか。
税のやりとりの効率化は徹底してほしいですね。
なんだかメンドクサイ気持ちになりました。