住宅ローン金利が7%弱
少し前のbloombergの記事。
米住宅ローン金利が2週連続で上昇、昨年11月以来の高水準に
興味のある方は検索でもしていただくとして。
少しだけ引用すると・・・
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米住宅ローン金利は2週連続で上昇し、昨年11月末以来の高水準となった。フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の6日発表によると、30年物固定住宅ローン金利は平均6.81%。先週は6.71%だった。
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30年固定住宅ローン平均が6.81%。
インフレ退治で金利の先高傾向も弱まってきたと思ったら、またもやこんな数字です。
日本ではどうだったのか。
今後はどうあれ過去20年も振り返れば、清水の舞台から飛び降りて住宅ローンで住宅を買った人たちは大概が勝ち組?
何より住宅ローン控除というローンを抱えると儲かってしまうバグ技のおまけ付き。
制度は縮小したとはいえ、未だ健在の必殺技です。
少し興味があったので比較してみます。
3500万円の住宅をフルローンで購入するとして。
住宅ローン金利0.7%と7%ではどの程度の差が出てくるのか。
シミュレータに突っ込んでみるとこうなりました。
しかしかの国では毎月20万円を超える支払いを覚悟しなければ住宅には手が届かない。
これが現実なのでしょう。
しかも3500万円でまともな住宅を購入出来るのかどうか。
あちらの事情は分かりませんがおそらく苦しい数字です。
年収が違うから大丈夫?
インフレが生み出すものは巨大な格差です。
誰もが等しく高年収になるわけではないのでしょう。
日本はまだ平和だなと思うわけですが。
この平和はいつまで続くのか。
インフレの声を聞く機会も少しずつ増えました。
この先寿命が尽きるまでで何年あるかは分かりません。
しかし今後は老後とインフレ。
2つのリスクを見据えた計画が必要です。
身体が資本!
そんな言葉を聞いたこともありますが、老後はそうはいきません。
頼れるものは年金と若き日の自らが築いた資産のみ。
足掻ける間は足掻いておこう。
もう少しだけ蓄財と投資を!
改めてそんなことを思いました。