生活保護は互助システム

少し身近なところで起こったこと。

そこから生活保護について思ったことのメモです。


同居の肉親の生活を支えるのが負担になって。

世帯分離での生活保護を選択とのことでした。

最初の印象は「え?」でした。

保護を受ける方は多少は年金もあるわけです。

であれば同居を続けられるのでは?

当初は薄っぺらくそんな事を考えていました。

しかし話を聞いていくうちに世帯分離の生活保護が正解なのかと思えてきます。


支えられる側は年金だけで暮らすのは無理。

支える側は金銭的にも精神的にも余裕がある状況ではない。

この状況で同居を続けるとどうなるのか。

自身の人生が傾いてしまう程に延々と先の見えない負担が続くわけです。

であれば疲弊しきってしまう前に国の制度に頼ってしまおう。

制度に頼ってお互いの人生を真っ当に。

そんな選択だったのだろうと今では思えます。


身内であれば支えられる限りは支えるべき?

先の見えない介護生活に突入しても残りの人生を捧げるべき?

そんな生活が正しいとは到底思えません。

それに世帯分離をして生活保護に頼ったとしても支える側は働いています。

納税もしていますし社会保障費も納めています。

生活保護は互助システム。

そう考えれば働き続ける選択は支えることから手を引くわけではありません。


生活保護。

身近でそんな話を聞くと少しばかりビクっとします。

とはいえこれは冷静に見れば互助システム。

いつか自分もお世話になるのかもしれない。

そう考えればそれを1つの選択肢として選べる立場であれば選ぶことを厭わずとも良いのだろうと思えます。


損得で言えば支えられた方がお得?

支える側に回るのは損?

システムの穴を狙っての損得論も見かけることは多いですね。

互助のシステムはどれだけ続けられるのか。

もしかしたら既に限界?

どうなっていくのかは自分には分かりません。

なるべくシステムに頼らずに。

そんな立ち位置のリタイア生活を目指したいなと思います。


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