ライバルを蹴散らす

そろそろ秋です。

隣の畑も秋モードです。

柿も少しずつ色付いて来た様に思えます。

よしよし良い感じやんけ。

しかしふとした違和感が。

葉っぱが嫌な感じです。

良く見れば毛虫ですね。

アメリカシロヒトリの毛虫の様です。

あかん。

写真はグロいので貼りません。

見回せばあちこちに毛虫が付いている様です。

ここは化学兵器に頼ることにします。

とはいえここは宅地内。

大規模な農薬散布は不可能です。

キンチョールに延長ノズルを取り付けて。

脚立に乗ってプシュプシュと最低限の薬剤散布で個別撃破を試みます。

検索すればアメリカシロヒトリの毛虫は見た目はグロいが毒はないとのこと。

それでも放置で見て見ぬ振りは無理ですね。

葉っぱを喰らう勢いも半端ありません。

見た目も悪いし結局は害虫です。

御近所様にも迷惑です。

ひたすらにやっつけ続けて思いました。

たかが家庭菜園でもこれだけの殺生です。

大規模農園ではこんなものではないのでしょう。

とはいえ奴らにくれてやろうとも思えません。

ここは心を鬼にして闘い抜くしかありません。

菜食主義の方の主張でたまにこんなのもありますね。

「動物を殺して食べるのは残酷！酷い！」

「皆で野菜や果物を食べるべきだ！」

家庭菜園を10年以上続けています。

しかし野菜も果物も放任栽培でセーフなのは限られた種類だけでしょう。

農薬を使うかどうかは置いておいて地道な努力で鳥や虫を減らし蹴散らし遠ざけてやっと収穫にありつけるわけですし。

鳥や虫を蹴散らすのはノーカウント？

それもなんだか幼稚な主張と思えますね。

自分は肉も魚も野菜も果物も食います。

家庭菜園を続ける限りはライバルを蹴散らし倒し続けるつもりです。

これも１つの生存競争なのでしょう。

闘うからには勝利を目指す！

柿の木を睨みつつ毛虫に向けてキンチョールをプシュプシュしつつそんなことを思ったりもしたのですが。

ここに１つの敗北が。

秋ジャガ植えていたのですが。

消えました。

ほじくられた跡。

おそらく鳥に食べられてしまったのだと思えます。

畑はライバルだらけです。

残念です。